授業支援

2009年9月14日 (月)

図書館による授業支援:レファレンスサービス演習

本学に限らず大学図書館では,図書館サービスの一つとして,図書館を授業の場として活用する「授業支援」が定着しています。図書館の施設・設備,資料,図書館員などの図書館資源によって,図書館が組織的に授業をサポートするサービスです。

図書館のサービスには,授業支援のほかに,図書や閲覧席の提供による個人向けの学習支援や,教員向けの研究支援があります。最近では,全国的に,学生サービスを重点的におこなう大学が増えています。授業支援と学習支援は,大学図書館におけるたいへん重要なサービスとなっています。

今回は,夏季休暇の間に実施される司書・司書補講習の授業である「レファレンスサービス演習」での,図書館を活用した授業支援の風景を写真で紹介します。夏季休暇期間後半には,図書館がフル稼働しています。

a)P1010795_2    b)P1010792

a)レファレンスコーナーで課題の調査 b)インターネットでも調査  

c)P1010793   d)P1010794

c)パソコンで課題の執筆   d)グループ学習室で講師に相談

 (T.H.)

        

2009年9月11日 (金)

「図書館概論」(2009年7月10日4限)で業務見学

2006年度と2008年度に引き続き,今年も「図書館概論」の授業の一環として図書館業務の見学を実施しました。グループを4つに分けて,普段の図書館利用では見ることのできない,実際の仕事の現場を,図書館員が案内しながら説明をおこないました。

見学後に実施した理解度チェックの結果と,見学の感想を以下に紹介します。

図書館3階の事務室で業務がおこなわれている受入・整理業務に一番の関心が集まりました。雑誌を扱う逐次刊行物担当の業務と,他の図書館からの文献のコピーを受け付ける文献複写受付担当に興味を示された方もいました。

業務見学によって図書館業務への理解が深まると,より効果的に図書館サービスを活用できるようになると思います。

説明資料として,図書館業務の全体の流れを示した案内仕事紹介のパンフレット を用いました。図書館業務に興味のある方は,こちらのファイルをご覧になってもよいですし,図書館利用講習会で業務見学を申し込まれてもよいでしょう。図書館利用講習会申込書はこちらです。

  ===理解度チェック=== (52人提出)

a)これまでに利用した図書館サービスには何がありますか?

 個人による

b)一日に何人が入館していることになりますか? (日曜祝祭日は休館です)

 正解 42/52=81%   275日開館で259,068人,一日あたり942人

                 365日とした709人または710人は不正解

c)受入・整理係が一人で,年間何冊整理していることになりますか?

 正解 31/52=60%   5人で15,123冊,一人あたり3,024冊

d)OPACで本を検索できるようにする係はどこですか?

 正解 42/52=81%   受入・整理係(整理係としたものも正解)

e)最も興味を持った業務

 受入・整理係____33人

 閲覧係_______8人

 逐次刊行物担当___8人

 文献複写受付____3人

 視聴覚_______1人

 なし・全般______5人

 計_________58人 (複数回答あり) 

 中学校や高等学校で図書委員を経験した方は 3人でした。

(T.H.)