授業支援

2011年3月 9日 (水)

附属高校生が大学図書館で調べ学習

附属高校1年生「情報A」の授業で、大学図書館を利用して調べ学習がおこなわれました。(2月16日)

高校の小原先生と本学ドキュメンテーション学科の元木先生による、高校1年「情報A」の研究授業『未来に向けて ITがひらく情報社会』での調べ学習です。32名の生徒さんが大学図書館で授業の課題に取り組みました。

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まずは、OPAC(蔵書検索)で本の検索です 。


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検索した本を書架で真剣に探しています。


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満面笑顔ですね。さて本はしっかり選べたかな?


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いよいよレポートの時間です。


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最後は元木先生からのご挨拶で締めくくりです。


  附属高校1年生の調べ学習も3年目になりました。普段から大学図書館を使っている生徒さんも多く、だいぶ馴れてきたようです。もっと図書館でいろいろなことを調べられるようにこれからも実績を積んでほしいですね!scissors june

2010年2月17日 (水)

附属高校1年「家庭科」の研究授業で図書館利用

2月13日(土)午前中に,大学附属中学校・高等学校の授業が,大学図書館でおこなわれました。

高校の小原先生と本学ドキュメンテーション学科元木先生による,高校1年「家庭科」の研究授業『消費者教育』です。30名の生徒さんと,その生徒さんをサポートするドキュメンテーション学科の学生4名が,文学部と短期大学部の後期試験が終了した図書館で,研究授業の課題に取り組みました。

パソコンのOPAC(蔵書検索システム)で図書を検索し,目的の図書を書架に探しにゆきます。2階の通信工学や情報工学関連の書架に利用が集中しているようです。授業の最後は,最初に図書館の概要説明を実施した地下1階ホールで,研究授業へのアンケートを記入。

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大学図書館を活用した,高等学校と大学との連携の一例として,図書館ブログで紹介させていただきました。

附属中学校・高等学校の図書館でも,ブログ版「図書館だより」が2009年9月から開始されています。この機会に紹介いたします。

[T.H]

2010年2月 4日 (木)

西洋書誌学演習の授業と図書館の連携

西洋書誌学演習の授業による準貴重書展示を以下のとおり開催しました。

「西洋の書物 日本の書物」 展示期間 2010年1月15日(金)~30日(土)

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また、3名の学生の方の授業成果を、鶴見大学図書館報「アゴラ」134号として公開しています。2008年度は授業連携として展示を開催し、今年度は成果公表まで発展させることができました。

[T.H.]

2009年9月17日 (木)

図書館による学習支援と授業支援

図書館では,いくつかの授業と個別に連携して,学習支援と授業支援を実施しています。以下に,その概要と実施例を紹介します。


学習支援:

図書館では,学習環境支援の一環として,資料,施設・設備,人的支援の提供をおこなっています。具体的には,図書の貸出,閲覧席の提供,パソコンやコピー機の提供,および資料探索の相談などの個人向けサービスです。学生の皆さんも日常的によく利用しているサービスです。


授業支援:

図書館では,授業向けのサービスとして,図書館の施設・設備,資料,図書館員などの図書館資源を活用して,組織的に授業をサポートしています。

「図書館利用ガイダンス」では,授業の一コマで,図書館の一般的な活用法について図書館員が解説し,さらに館内を見学しながら,サービスの内容や資料の配置を説明します。

近現代文学講読(日本文学科),教養演習(英語英米文学科),文化財研究法(文化財学科),図書館概論(ドキュメンテーション学科),情報リテラシー(歯学部),教育原理(保育科)で実施。

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「文献調査ガイダンス」では,卒業研究やゼミの授業の内容に対応して,データベースやインターネットを活用した文献探索法について,解説・演習をおこなっています。

各科の卒業研究やゼミの授業,人生と職業(歯科衛生科)など。

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 「施設・資料活用」では,地下1階ホール(81名収容),共同利用室(16名収容),セミナー室(8名収容,2部屋)などの多様な形態の施設と,マルチメディア環境を活用した授業がおこなわれています。

国文学講読,国文学演習(以上,日本文学科),総合演習,専門英語(以上,文学部),総合演習(保育科)など。

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また,図書館の貴重書やレファレンス資料を活用した授業や,展示スペースでの成果発表も実施されています。

古版本演習,古写本演習,西洋書誌演習(以上,ドキュメンテーション学科),レファレンスサービス演習(文学部)など。

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 (T.H.)

2009年9月14日 (月)

図書館による授業支援:レファレンスサービス演習

本学に限らず大学図書館では,図書館サービスの一つとして,図書館を授業の場として活用する「授業支援」が定着しています。図書館の施設・設備,資料,図書館員などの図書館資源によって,図書館が組織的に授業をサポートするサービスです。

図書館のサービスには,授業支援のほかに,図書や閲覧席の提供による個人向けの学習支援や,教員向けの研究支援があります。最近では,全国的に,学生サービスを重点的におこなう大学が増えています。授業支援と学習支援は,大学図書館におけるたいへん重要なサービスとなっています。

今回は,夏季休暇の間に実施される司書・司書補講習の授業である「レファレンスサービス演習」での,図書館を活用した授業支援の風景を写真で紹介します。夏季休暇期間後半には,図書館がフル稼働しています。

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a)レファレンスコーナーで課題の調査 b)インターネットでも調査  

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c)パソコンで課題の執筆   d)グループ学習室で講師に相談

 (T.H.)

        

2009年9月11日 (金)

「図書館概論」(2009年7月10日4限)で業務見学

2006年度と2008年度に引き続き,今年も「図書館概論」の授業の一環として図書館業務の見学を実施しました。グループを4つに分けて,普段の図書館利用では見ることのできない,実際の仕事の現場を,図書館員が案内しながら説明をおこないました。

見学後に実施した理解度チェックの結果と,見学の感想を以下に紹介します。

図書館3階の事務室で業務がおこなわれている受入・整理業務に一番の関心が集まりました。雑誌を扱う逐次刊行物担当の業務と,他の図書館からの文献のコピーを受け付ける文献複写受付担当に興味を示された方もいました。

業務見学によって図書館業務への理解が深まると,より効果的に図書館サービスを活用できるようになると思います。

説明資料として,図書館業務の全体の流れを示した案内仕事紹介のパンフレット を用いました。図書館業務に興味のある方は,こちらのファイルをご覧になってもよいですし,図書館利用講習会で業務見学を申し込まれてもよいでしょう。図書館利用講習会申込書はこちらです。

  ===理解度チェック=== (52人提出)

a)これまでに利用した図書館サービスには何がありますか?

 個人による

b)一日に何人が入館していることになりますか? (日曜祝祭日は休館です)

 正解 42/52=81%   275日開館で259,068人,一日あたり942人

                 365日とした709人または710人は不正解

c)受入・整理係が一人で,年間何冊整理していることになりますか?

 正解 31/52=60%   5人で15,123冊,一人あたり3,024冊

d)OPACで本を検索できるようにする係はどこですか?

 正解 42/52=81%   受入・整理係(整理係としたものも正解)

e)最も興味を持った業務

 受入・整理係____33人

 閲覧係_______8人

 逐次刊行物担当___8人

 文献複写受付____3人

 視聴覚_______1人

 なし・全般______5人

 計_________58人 (複数回答あり) 

 中学校や高等学校で図書委員を経験した方は 3人でした。

(T.H.)