業務紹介

2015年11月 6日 (金)

「昔の本にさわってみよう!」in 森の台小学校

今週の月曜日、

横浜市立森の台小学校の6年生を対象に、

古典籍実見・体感プログラム

「昔の本にさわってみよう!」を開催しました。

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今回は、事前に学校司書さんから

さまざまな書写材料や

文字の歴史などについてのお勉強と

資料の紹介をしてもらっていたのでchick

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お話スライドは短めに、

古典籍を見るときのポイントを重点において

説明をきいてもらいましたsandclock

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そのあと手をよく洗ってからpapershine

グループにわかれて、机を順番にまわりながら

古典籍を、見たりeye 触れたりgood

してもらいましたsun

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お昼休みには、他の学年の児童たちも

た~くさん見にきてくれましたsign03

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大盛況sign01

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このとき廊下では、順番待ちの

長い行列ができていましたhappy02sweat01

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特に4年生は

吉田新田について学んだばかりだそうで

「御開港横浜大絵図」が大人気でしたhappy01

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保護者の方々も見学中~eye

 

そのあとの和本作りは、担任の先生の指導で

教室で行いましたbook

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図書ボランティアさんや保護者の方々の協力で

みんな上手に作れたようですup

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ちなみに、森の台小学校の6年生は全6組full

なので、1時間目から6時間目まで

みっちりの実施となりましたclock

 

お昼は、給食をいただきましたlovely

メニューは酢豚pig 

なんと、年に1度しか出ないのだそうですscissors

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ごちそうさまでしたdelicious

おいしかったですnote

 

森の台小学校のみなさま、

ご協力ありがとうございました。

 

森の台小学校ホームページより

森小に貴重書がやってきた!(6年生)

  

この事業は、

神奈川県大学発・政策提案によるもので

小学生が古典籍類を実見・体感して、

感性を涵養するための

プログラムと教材の開発を目的として、

昨年度から継続しています。

 

プログラムについての過去記事はこちら

小学生に古典籍を

「昔の本にさわってみよう!」

「昔の本にさわってみよう!in 平戸小学校」

(hh)

2015年10月 7日 (水)

「昔の本にさわってみよう!」in平戸小学校

昨日、横浜市立平戸小学校で

6年生全3クラスを対象に、

古典籍実見・体感プログラム

「昔の本にさわってみよう!」を

開催しました。

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とてもいいお天気でしたsun

 

1時間目は、音楽室で

昔の本ってどれだけ大事?というお話と、

古典籍の触りかたの説明をきいてからear

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(久保木先生)

 
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(伊倉先生)

 

実際に昔の本に触れてみます。

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紀元前の粘土板文書、

解体新書、

ターヘルアナトミア、

学問のすすめ、

昔の横浜の地図、

江戸時代の版本

などなど。

 

次の時間は、教室で和本作りです。

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粘葉装(でっちょうそう)という、

のりだけで綴じる本を作りますbook

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作ったあとは、感想を発表してくれましたshine

 

休み時間には、PTAや他学年の先生方などにも

見学してもらいましたeye

5年生の子が、図書室で百人一首の本を借りてきて

古典籍と見比べているところですscissors

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くずし字、読めたかな??

 

今回は、2~5時間目までの開催だったので、

お昼は給食をいただきましたhappy01

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これは、ごはんにかける前smile

メニューは中華丼でしたupup

給食なんて何十年ぶりでしょう・・・

おいしかったですdelicious

ごちそうさまでしたriceball

 

平戸小学校のみなさま、

ご協力ありがとうございました。

 

この事業は、神奈川県大学発・政策提案によるもので

小学生が古典籍類を実見・体感して、感性を涵養するための

プログラムと教材の開発を目的として、昨年度から継続しています。

 

プログラムについての過去記事はこちら

小学生に古典籍を

「昔の本にさわってみよう!」

(hh)

2015年7月10日 (金)

国際インターンシップ in 鶴見大学図書館

2015年7月6(月)に、鶴見大学図書館では、学術交流協定に基づくインターンシップにより来学した台湾の世新大学大学院生15名を迎えて、図書館各業務担当者による業務の説明と実習を行いました。

主な内容

図書館見学、業務説明・体験(閲覧・受入・整理・逐次刊行物)、質疑応答

 

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貴重書庫見学風景

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図書館見学の後、2班に分かれて、3F事務室での業務説明と実習

 

世新大学大学院生のみなさん、鶴見大学図書館での業務体験お疲れ様でした。

図書館への理解が深まってくれたらうれしいです。

お土産のパイナップルケーキ、ご馳走様でした。とってもおいしかったですよ。

同時通訳をお願いした鶴見大学国際交流センター中川さん、佐々木さん、大変お世話になりました。

ありがとうございました!

(C.Y) 

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2015年4月 8日 (水)

鎌倉文学館 展示予告

当館から、鎌倉文学館へ源氏物語に関する様々な貴重資料を貸し出ししています。 鎌倉文学館は、旧前田侯爵家別邸で国登録有形文化財となっています。今年開館30周年を迎え、 歴史ある建物のみならず、庭園の美しさでも有名です。 5月には鎌倉文学館バラまつりも開催されますので、展示と共に庭園をお楽しみください。

特別展「スーパーストーリー源氏物語」

開催期間:2015年4月25日(土)~7月5日(日)

Genji_3 Genji2_5 詳細はこちらから

(kt)

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2015年3月 5日 (木)

小学生に古典籍を

 

以前にもこのブログで紹介しましたが、

神奈川県「大学発・政策提案制度」(平成25年度採択)による事業で、

鶴見大学図書館と神奈川県立図書館と協同で、

県下の小学生を対象に、

両館が所蔵する東西の古典籍を

直に見て触ってもらって、

その文化的な香りを体感してもらい、

知性と感性を涵養するきっかけにしてもらう、

プログラム開発を行っています。

 

子どもの読書活動の推進や、

文字・活字文化振興へとつながる、

短期的な成果では計れない、

「成長する体験」となると考えています。

 

 

 

2月26日、今年度最後になる出張授業を

横浜市立矢向小学校にお伺いして、

矢向小学校5年生のみんなに授業を行いました。

 

初めに、

文字や書物の歴史について話を聞いてもらい、

資料の大切さや扱い方を学んでもらいました。

鶴見大学図書館『昔の本にさわってみよう』:昔の本についてのお話 

 

今回もさまざまな資料を用意して、

昔の本の紙質や綴じかた、

文字の手書きと印刷の違いなどを

見て、さわって、学び感じてもらいました。

鶴見大学図書館『昔の本にさわってみよう』:いろいろな古典籍があるよ

鶴見大学図書館『昔の本にさわってみよう』:実際にさわってみよう

鶴見大学図書館『昔の本にさわってみよう』:解体新書や御成敗式目、粘土板など

 

次は和本づくりです。

綴じかたにもいろいろありますが、

今回は、『粘葉装(でっちょうそう)』と言われる綴じかたの和本を作ります。

糊だけでできるので、簡単に作れます。

鶴見大学図書館『昔の本にさわってみよう』:和本(粘葉装)を作ってみよう

 

矢向小学校の5年生は、3クラスですので、

3回、同内容の授業を行いました。

 

6年生になり、歴史を学んだ時に、

あの時見た、御成敗式目や解体新書だsign03と思い出してくれたら、うれしいですね。

 

 

矢向小学校の校長先生、

5年生担任の先生、

学校司書の方やその他関係のみなさんには、

お忙しい中、ご対応いただき、ありがとうございました。

そして、

興味を持って授業を受けてくれた、

矢向小学校の5年生のみんなも、ありがとうございました。

文字pencilや本、歴史に少しでも興味を持っていただけましたか?

 

今回、タウンニュース様に取材いただき、

鶴見区版にその様子が掲載されました。

児童の感性、古典本で育成 : 鶴大図書館ら、体験授業

 

 

平成27年度も、継続してこの事業を行います。

プログラム開発にご協力いただける、

神奈川県内の小学校がありましたら、

鶴見大学図書館まで、ご連絡いただければ幸いです。

 

(tamcapricornus)

2015年1月29日 (木)

貴重書内覧会を開催しました

文短同窓会役員を対象に、

貴重書の内覧会を開催しました。

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華やかなものを...とのことで

奈良絵本などの絵入本を中心に

ご紹介しましたshine

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日本文学科の高田先生に

解説をお願いしました。

ご協力ありがとうございましたconfident

(hh)

2014年12月11日 (木)

ただいまカビの清掃中です

現在、地下書庫のカビ汚染本を清掃中ですtyphooncryingtyphoon
ここ数年の間、なんとか食い止めてきたカビ汚染も、今年は空調管理が行き届かなかったために再発してしまいました。大発生ですdanger

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Img_0467_2今回は職員では対応しきれず業者委託に踏み切りました。
地下書庫の様子は・・・

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天井から床までビニールで養生されていきますsweat01

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拭き取る際にカビが飛散しないように、このビニールの中で作業を行います。
歩くたびにビニールがざわざわ~sadとすごく揺れるのです。
普段意識していませんが、人が歩くと空気がすごく揺れているんだなぁって感じます。
空気が揺れる=その風でカビ菌thunderが蔓延する、となるわけです。
このビニールの中はというと、こんな具合になっています。

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奥に見える四角い箱は、空気清浄器の役割を果たすユニットです。

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(始めは真っ白だったフィルターが、いつの間にか灰色になっていますcoldsweats02

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カビ菌を吸い込み、きれいな空気を排出します。


その空気は窓から外へ・・。

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ビニールの中はアルコール消毒の臭いがしました。
本のカビ用に配合されたエタノールで一冊一冊拭き取りを行っていきます。
とても大変な作業ですwobblyrock

Img_0480こんなカビもきれいにふき取ってもらいます。

本、書架、書架の天を消毒します。

そして天井の空調機から空気が出てくるアネモ(天井についてるドーナツみたいな穴のことですflair)には、カビが生えないように、コーティング剤を塗布しています。

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コーティング剤は、爪に塗るマニキュアのような感じです。塗布するとピカピカshineになりました。
この後は、サーキュレーターを設置wrenchしたり、燻蒸をしたりと、まだまだ続きます。作業は始まったばかりですsign01


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2014年12月 9日 (火)

貴重書庫の空調機工事

3階貴重書庫の空調機の

交換工事をしていますdash

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現在の図書館が建ったのが1986年。

空調機も当時のものeye

 

老朽化で、温湿度の調整が

できなくなりましたcrying

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約30年、お世話になりましたbud

 

昨日は、図書館の屋上から

クレーン車で

古い機械をおろしdown

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新しい機械を持ち上げましたup

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設置工事は週末まで続きますwrench

(hh)

2014年7月25日 (金)

「昔の本にさわってみよう!」

7月22日・23日に横浜市立豊岡小学校の4~6年生(希望者)を本学図書館に招いて、

日本と世界の古典籍類を実見eye・体感paperしてもらいました。

 

このプログラムは、神奈川県の「大学発・政策提案制度」による事業fujiで、

神奈川県立図書館bookとの共同事業です。

以前、このブログでも紹介しました。(「大学発・政策提案制度」公開コンペ

これまでに、県立図書館近くの横浜市立戸部小学校にて、

6年生の皆さんに実見・体感してもらいました。

 

さて、今回のプログラムの詳細searchは、

初めに、久保木先生(文学部ドキュメンテーション学科・准教授)から、

文字や書物の歴史から、現存する資料の大切さheart02等を学んでもらいました。

「大学発・政策提案制度」事業_昔の本にさわってみよう!:ホールにて説明(2014年7月22・23日豊岡小学校)

「文字を使うようになったのは何年ぐらい前から?」などの質問に答えながら、みんな真剣に聞いています。

 

次に、資料の取り扱いのレクチャーを受けた後、

県立図書館の職員や本学の教職員、大学院生が指導goodしながら、

貴重書などを実見・体感してもらいました。

「大学発・政策提案制度」事業_昔の本にさわってみよう!(鶴見大学):昔の本を実見・体感01(2014年7月22・23日豊岡小学校) 「大学発・政策提案制度」事業_昔の本にさわってみよう!(鶴見大学):昔の本を実見・体感02(2014年7月22・23日豊岡小学校)

昔の人が勉強した時の書き込みを発見したり、虫食い跡を見たり。

今回、実見・体感してもらった資料は、

紀元前3千年頃のパピルス紙や粘土板、

歴史の授業pencilで習う「解体新書」やその原本の「ターヘル・アナトミア」wink

「御成敗式目」、「源氏物語(奈良絵本)」などなどhappy02

「大学発・政策提案制度」事業_昔の本にさわってみよう!(鶴見大学):昔の本を実見・体感03(2014年7月22・23日豊岡小学校) 「大学発・政策提案制度」事業_昔の本にさわってみよう!(鶴見大学):昔の本を実見・体感04(2014年7月22・23日豊岡小学校)

折本や巻子本(巻物)、百万塔陀羅尼(レプリカ)など、様々な形の資料を実見・体感

普段なら見ることもない、

見られてもガラスケース越しとなる貴重な資料を間近で接してもらったscissorsあとは、

和本作りを体験。 

 

和本にも種類bookがありますが、

今回作るのは、和紙と糊だけで作れる『粘葉装(でっちょうそう)』と言われる装丁の和本です。

「大学発・政策提案制度」事業_昔の本にさわってみよう!(鶴見大学):和本づくり01(2014年7月22・23日豊岡小学校) 「大学発・政策提案制度」事業_昔の本にさわってみよう!(鶴見大学):和本づくり02(2014年7月22・23日豊岡小学校)

きれいに和紙を折って、糊付け。みんな、きれいに作ろうとがんばって作業していました。

 

無事、和本が出来上がったあと、鶴見大学図書館を見学して、本日のプログラムは終了。 

「大学発・政策提案制度」事業_昔の本にさわってみよう!(鶴見大学):図書館見学(2014年7月22・23日豊岡小学校)

地下の電動書架や資料の多さにびっくり。小学校の図書室との相違を発見できたかな。

 

豊岡小学校の参加してくれたみんな、

暑い中sun、本学図書館まで来ていただきありがとうございました。

この経験が、書物や文字、歴史に、より一層の興味をもつ一助になればと願います。

 

この22日の様子は、神奈川新聞pen2014年7月23日の18面にて紹介いただきました。

 

 

この事業は、

小学生が古典籍類を実見・体感して、感性を涵養するための

プログラムと教材の開発を目的としています。

今後も神奈川県下の小学校・小学生にご協力いただきながら、

プログラム開発を進めてまいります。

  

(tam) 

2014年4月 1日 (火)

紙芝居のコーナーを新設しました。

今まで鶴見大学図書館で紙芝居を利用する際は、メインカウンターでの出納による閲覧・貸出を行ってきましたが、実際に手にとって紙芝居を選びたいとの要望を受けて、2014年4月より、紙芝居を図書館1Fの大型本コーナーの一角に移し、新たに紙芝居のコーナーを設置しました。

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★紙芝居コーナーの位置

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※紙芝居は、自由に手に取って見ることができます。壊れないよう、丁寧に扱ってください。

[S.S]