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2022年10月

2022年10月25日 (火)

青山学院大学生のインターンシップ(「図書館実習」)を行いました!

2022年10月3日(月)~12日(水)の日程(8日間)で、青山学院大学 コミュニティ人間科学部4年生1名のインターンシップ(「図書館実習」)を行いました。

初日に角田先生の講義を受けた後、毎日課題に取り組みながら、以下の図書館の各業務を体験しました。最終日には課題の発表をしました。課題の一つであるミニ企画展示は、企画からブログ作成まですべて一人で取り組みました。

①図書の受入・整理作業

②雑誌の受入・整理作業

③カウンター業務

④貴重書関連業務

⑤ガイダンスの見学・補助

⑥図書館の利用方法に関する掲示物作成

⑦館内資料によるミニ企画展示

 案の企画、プレゼン、本の収集、所在変更、装備、展示作業、ブログ作成

 ミニ展示企画「装いからみる日本の美」開催中

高校生のインターンシップよりさらにステップアップした大学生ならではの密度の濃いインターンシップとなりました。

8日間のインターンシップでしたが、お疲れ様でした。掲示物作成、ミニ企画展示、ブログ作成などもありがとうございました。

Img_4557カウンターでの貸出作業

Img_4574貴重書庫で、燻蒸のために箱を開けた貴重書をしまう作業

Img_4597第2貴重書庫で、燻蒸のために箱を開けた貴重書をしまう作業

Img_4603受入をした貴重書に登録番号を記入

Img_4629ミニ企画展示の掲示物作成

Img_4630ミニ企画展示の展示作業


Img_4669最終日に地下ホールでの課題発表

(S.K)

2022年10月19日 (水)

インカム設置のお知らせ(テレキューブ1・2)

図書館2階、テレキューブ1・2のブース内に、インカムを設置しましたflair

オンライン面接・ミーティング等で、ヘッドホンを付けながら発言することができます。

テレキューブ内扉横のポケットに設置していますでので、必要に応じてご利用ください。

利用はテレキューブ内のみでお願いします。

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尚、フリーで利用できるテレキューブ3(利用時間30分まで)にはインカムの設置はありませんので、

ご希望の方は図書館カウンターまでお申込みください。

※テレキューブ1・2には、ノートPCの高さを調節できるPCスタンドも常設しています。

 

(Te)

2022年10月16日 (日)

ミニ展示企画「装いからみる日本の美」開催中

今回のミニ企画展示では、“装い”という人間の生活において欠かせないものから、日本の美の源泉をたどることを目的にし、次の5つの小テーマに基づいて図書を展示しています。

   1、王朝の装束~源氏物語の時代から~

   2、文様~文様と着物の柄・色~   

   3、芸能の装束~能、歌舞伎から~

   4、小袖~江戸の着物から戦前まで~ 

   5、染織~糸、布を染める営み~

 美しい装束の写真が豊富な図書を中心に、司書資格課程のインターンシップ実習生(青山学院大学 コミュニティー人間科学部)が作成した解説と資料が一緒に並べてありますので、ぜひ手に取ってご覧ください。

 展示期間:10月13日(木)~11月18日(金)

 展示場所:図書館エントランスホールおよびカウンター前

 *貸出できます。貸出は5日間です

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ポスター

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解説文「はじめに」

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「1、王朝の装束~源氏物語の時代から~」

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「2、文様~文様と着物の柄・色~」

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「3、芸能の装束~能、歌舞伎から~」

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「4、小袖~江戸の着物から戦前まで~」

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「5、染織~糸、布を染める営み~」

記事執筆:インターンシップ実習生(青山学院大学 コミュニティ人間科学部)

2022年10月10日 (月)

POPコンテスト2022応募作品募集中!

ただいま、鶴見大学POPコンテスト2022では、応募作品を募集中です。bell

あなたのオススメ本の魅力shineを、POPで伝えてみませんか?happy02

 2020年と2021年は、コロナ感染防止対策の状況から、募集もオンライン投稿となっていましたが、今回は2年ぶりに、応募作品の投票展示を行う予定です。

投票展示では、審査員によりノミネートされた作品を展示し、図書館利用者の方たちに投票していただき、順位を決めます。投票数の多い順に金賞、銀賞、銅賞などが決まります。他には特別審査員による特別賞などもあります。

鶴見大学図書館ブログ: 2019年 鶴見大学POPコンテスト投票受付中 (tsurumi-u.ac.jp)

例年、POPコンテストのスケジュールは以下の通りです。(2021年度ブログより)

camera12月下旬頃に図書館での結果発表展示

鶴見大学図書館ブログ: 「鶴見大学POPコンテスト2021-ONLINE- 」結果発表展示を開催中です (tsurumi-u.ac.jp)

camera2月初旬に表彰式

鶴見大学図書館ブログ: POPコンテスト・英語多読100万語達成 表彰式 (tsurumi-u.ac.jp)

camera2月中旬~下旬頃に大型書店での店頭展示

鶴見大学図書館ブログ: 明日まで!紀伊國屋書店POP店頭展示開催中 (tsurumi-u.ac.jp)

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昨年度までの受賞作品も関連本と一緒に10月31日(月)まで図書館で展示中です。eye

鶴見大学図書館ブログ: 鶴見大学POPコンテスト関連図書の展示が始まりました! (tsurumi-u.ac.jp)

この機会にぜひ、チャレンジpencilしてみませんか?

本学の学生さんおよび教職員の方も、ぜひ、ふるってご応募ください。heart04

 

book応募部門:和書/洋書

 

book応募対象者:本学の学生/本学の教職員/本学附属中学生・高校生

 

book応募方法:

①1号館、記念館、6号館、図書館に掲示しているポスターに備え付けのPOP用紙とフラ

イヤーは自由にお持ちください。裏面には必ず氏名、学科・学籍番号他の必要事項を記入

してください。

②用紙の表面に作品、裏面に氏名他の必要事項を記入してください。

図書館1階カウンターの応募BOXに投函してください。

      

book応募締切日:2022年10月31日(月)

(S.K)

2022年10月 5日 (水)

貴重書展「出島と唐人屋敷―その景観と貿易―」を開催します

第156回鶴見大学図書館貴重書展「出島と唐人屋敷―その景観と貿易―」を開催します。

いわゆる鎖国体制下において、長崎は海外-オランダ・中国(唐)-に対して公に開かれていた江戸幕府の直轄都市でした。この長崎を舞台として展開したオランダ船貿易と唐船貿易は、物の取引だけでなく人や情報・学問などの交流を生みました。近世日本において長崎は他所にはみられない異国情緒ただよう国際貿易都市でした。オランダ人に対しては出島が、中国人(唐人)に対しては唐人屋敷が居留地としての役割を果たしました。

鶴見大学図書館では、30年以上にわたって長崎貿易をテーマとして古文書・地図・絵図・絵画などを収集してまいりました。展示スペースの関係上、すべて展示することはできませんが、今回「出島と唐人屋敷―その景観と貿易―」と題して収集品の中から厳選し紹介します。

(石田千尋/本学名誉教授)

【展示資料】

I.景観

  • 1.肥州長﨑圖 安永7年(1778) 大畠文次右衛門板 1舗 67.2×90.5cm
  • 2.出嶋阿蘭陀屋舗景 安永9年(1780) 冨嶋屋文治右衛門板 1枚 41.7×56.8cm
  • 3.唐人屋舗景 安永9年(1780) 豊嶋屋文治右衛門板 1枚 43.8×57.5cm
  • 4.〔長崎諸役所絵図〕所収出島図・新地荷物蔵図・唐人屋敷図 安永期(1772~1781) 折本1帖 25.4×10.9cm
  • 5.モンタヌス『オランダ東インド会社日本遣使録』 (アムステルダム、1669) 所収出島図 1枚 30.7×36.8cm
  • 6.長崎唐人屋舗絵圖 幕末期 1舗 37.8×79.4cm
  • 7.ライデン門・マイデン門図 安永期(1772~1781) 1軸 69.3×51.5cm
  • 8.長崎港図 江戸時代後期 文錦堂板 1枚 31.6×45.0cm
  • 9.長崎土産 磯野信春著・画 弘化4年(1847)刊 大和屋板 1巻1冊 23.0×15.7cm
  • 10.阿蘭陀船圖 江戸時代後期 文錦堂板 1枚 32.3×22.5cm
  • 11.瓊浦港碇泊之圖 半山直水画 幕末期 1枚 48.8×33.5cm
  • 12-1,2.清俗紀聞 中川忠英監修 寛政11年(1799)刊 13巻6冊 26.2×18.3cm
  • 13.開道入寺之図 江戸時代後期 1枚 22.5×30.8cm

II.貿易

II-<1>オランダ船貿易品

  • 14.〔辰紅毛船持渡端物切本帳〕 〔天保3年(1832)〕 1冊 13.5×38.6cm
  • 15.〔反物寄〕 〔文化元年(1804)~万延元年(1860)〕 1冊 15.5×22.8cm
  • 16.丑紅毛船脇荷物一二三四五六七八番部屋見帳 〔文化14年(1817)〕 1冊 12.3×17.0cm
  • 17.物類品隲 平賀源内編著 宝暦13年(1763)刊 松籟館蔵板 本文4巻・図絵1巻・附録1巻、計6巻6冊 27.0×18.3cm
  • 18.辰紅毛脇荷物壱番ゟ拾四番部屋見帳 〔文政3年(1820)〕 1冊 12.3×16.5cm
  • 19.一角纂考 木村蒹葭堂著 寛政7年(1795)刊 浪華蒹葭堂蔵板 2巻1冊 26.0×18.0cm
  • 20.丑阿蘭陀船脇荷品代り落札帳嘉永六丑四番割 嘉永6年(1853) 1冊 12.3×17.3cm
  • 21.紅毛雑話 森島中良著 天明7年(1787)刊 5巻5冊 22.6×15.7cm
  • 22.大隅源助引札 江戸時代後期 1枚 33.3×48.1cm

II-<2>唐船貿易品

  • 23.※唐方反物切本 文政11年(1828)1月 1冊 26.9×19.2cm
  • 24.唐方端物寄 従文政七申年至同十二丑年 文政12年(1829) 1冊 9.4×19.7cm
  • 25.嘉永六年丑壹番割唐方銀札寄 嘉永6年(1853) 1冊 13.3×38.2cm
  • 26.唐方銀札寄 従嘉永六丑年至安政三辰年安政3年(1856) 1冊 9.2×18.9cm
  • 27.六物新志 大槻玄沢訳考 杉田伯元校訂 天明6年(1786)序 浪華蒹葭堂蔵板 2巻2冊 26.1×17.9cm
  • 28.鮫皮精義 稲葉通龍著 天明5年(1785) 2巻2冊 22.2×15.4cm
  • 29.装劍奇賞 稲葉通龍著 天明元年(1781) 芝翠館蔵板 7巻7冊 22.8×16.2cm

※=文化財学科所蔵

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会期 : 2022年10月8日(土曜日)~11月5日(土曜日)

会場 : 鶴見大学図書館 1階エントランス

​開館時間 :

平日 : 8時50分~21時

土曜日 : 8時50分~18時

日曜・祝日 : 休館

※10月10日(月曜祝日・授業実施日)は開館 : 8時50分~21時

※10月16日(日曜日・学園祭開催期間)は開館(展示のみ) : 10時~16時

入場無料。学外の方も展示をご覧になれます。入館時はカウンターへお声がけください(ゲートに呼び出しボタンがあります)。

開館時間は変更になる場合がありますので、来館前にホームページをご確認ください。

10月20日(木曜日)15時~16時に、担当の石田先生が展示の解説をします。参加の申し込みは不要です。直接会場へお越しください。

展示解題はこちら [PDFファイル/818KB]

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(hh)