貴重書展好評につき開催延長!
まもなく終了予定だった貴重書展ですが、好評のため会期を延長し、7月4日(土)までになります。一度ご覧になった方も、まだの方も、ぜひ図書館へ足をお運びください!落語を聞かない人でも知っている円朝の書簡など、見どころもいろいろあります。図書館らしい“落語”をどうぞ。
(K.I.)
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まもなく終了予定だった貴重書展ですが、好評のため会期を延長し、7月4日(土)までになります。一度ご覧になった方も、まだの方も、ぜひ図書館へ足をお運びください!落語を聞かない人でも知っている円朝の書簡など、見どころもいろいろあります。図書館らしい“落語”をどうぞ。
(K.I.)
ブログの力というのはすごいですね。昨日、「落語ファン倶楽部」という雑誌を出版している白夜書房の方より、取材をしたいと電話があり、午後、早速取材にみえました。貴重書展のブログの記事を、リンクをたどって見つけたとのこと。展示資料をたくさん撮影して帰られました。
「落語ファン倶楽部 official情報」というブログに取材記事が載っていますので、ぜひご覧ください。
(K.I.)
前便の貴重書展を受けて、蛇足ながら、円朝にまつわる話題を。
東京台東区の谷中にある全生庵で、毎年8月に「円朝まつり」が開催されます。
円朝の命日が8月11日。お墓も、その全生庵に。このお寺、幕末の、あの山岡鉄舟の建立。
有料ですが、会期中、円朝寄席もあります。また、8月中は、幽霊画のコレクションが観覧できます。
展示作品は少ないですが、円朝が収集した、円山応挙や川上冬崖などが描いた幽霊画が一般公開。
入場料は、たしか500円。
お寺は、谷中の三崎坂にあります。不忍通りを挟んで、団子坂の向かい側にあたる坂です。
地下鉄でしたら、千代田線千駄木駅下車で徒歩3分ほど。JRでは、日暮里駅下車。谷中墓地をぬけて10分ほど。
興味のある方は、全生庵のHP(http://www.theway.jp/zen/)を。
(azur)
今週月曜日(6月22日)にあった毎日新聞の取材が、早速記事になりました。翌23日に掲載という早業。神奈川版を是非ご覧ください。毎日新聞のネットサイト“毎日jp”にも記事があります。見出しは、「近代落語の祖・圓朝ゆかりの品々 鶴見大で30日まで」です。
(K.I.)
図書館では年に何回か貴重書展を行っていますが、毎回のように毎日新聞が取材にみえます。そして、当館の貴重書展を毎日新聞の紙面で紹介してくださいます。今回も、網谷さんという記者の方が取材にみえて、貴重書展の企画と解題を書かれた、日本文学科の佐藤先生より、説明を受けていました。
新聞の力は大きいもので、記事が新聞に載ると、読者の方より貴重書展についての問い合わせがけっこうあります。貴重書展については、学外の方にもご覧いただけます。展示は6月30日までなので、新聞にどういう形で載るのか、あるいは載らないのかわかりませんが、毎日新聞を読まれている方は、新聞を読むときに少し気にしていただければありがたく思います。
(K.I.)
新規受入の貴重書で、[当麻(断簡)]が入りました。この資料は、28点まとめてきた古筆切と呼ばれる一枚ものの一つで、本学の先生が調べた結果、当麻の断簡であることがわかりました。
当麻というのは、「たいま」と読むのですが、お能の曲目の一つで、そのあらすじは、「念仏僧が當麻寺に詣でると、信心深げな老尼と腰元らしい若い女が来かかる。僧の尋ねに応じて老尼は當麻曼陀羅の縁起を語り、中将姫が籠もったという二上山に姿を消した。やがて中将姫の精霊が現れ、弥陀浄土を賛嘆して舞を舞う。」(引用:能楽協会HP)といったものです。
この断簡は、この当麻の末尾にあたるということです。おもしろいのは、この書写者が、島津義久という戦国武将のものだと、古筆鑑定家が認めているというところにもあります。
島津義久、知っている人も多いでしょう。わたしもやりましたが、ゲームではやった「信長の野望」で、かなり強い武将として登場する人物です。ゲームの話なのでなんともわかりませんが、実在の島津義久も名将であったようです。
歴史のロマンを感じさせる断簡です。当麻については、小林秀雄もそれを鑑賞したときの様子を著しています。「無常といふ事」という随筆に入っていますので、興味がおありの方はどうぞ。
(K.I.)
タイトルは「明治の話芸-三遊亭円朝と速記本-」です。
会期は6月9日(火)から6月30日(火)まで。
美女お露の幽霊で有名な『怪談牡丹燈籠』や、立身出世譚の『塩原多助一代記』など、円朝の速記本の世界をお楽しみください。 今回初めて、貴重書展の後援を、国語国文関係の出版で有名な武蔵野書院にお願いしました。武蔵野書院のホームページの“トップ”に貴重書展の案内が出ています!
(C.Y.)
2009年6月13日
第1回学生選書ツアーを実施しました。
昨年度から開催され、今回で通算3回目を迎えた今回は、文学部、歯学部から8名の学生の皆さんが参加しました。約1時間半の選書時間で、読みたい本、図書館に備え付けてほしい本、友達に読んでもらいたい本などを選んでいただき、今回も好評のうちに終了しました。多数の参加者から、次回も参加したいと希望があり、充実した選書ツアーになったようです。
学生の皆さん、ありがとうございました。
選書された図書は160冊。すでに図書館で所蔵しているものを除き、136冊を選書ツアー図書として購入しました。
選書していただいた図書は、コーナーを設けて展示する予定ですので、どうぞご利用ください。
ツアー風景
集合後、書店の荷解き場で担当者の方からハンディターミナルの使用法について説明を受けました。
説明が終わると、さっそく選書が始まりました。携帯OPACを活用して所蔵検索をしています。
自分の選ぶ本をメモして・・・次の棚へ
興味のある本が見つかると・・・中身をじっくりと見て、ハンディでデータを読み込みます。
記念品のブックカバーです。
(kt)