2013年1月24日 (木)

日本文学会賞と貴重書展示【お知らせ】

卒業論文を無事提出されたみなさん、まだ口述試問が残っています。

気を抜かないように。

そして、日本文学会賞の応募締め切りは2月12日(火)です。

是非エントリーしてください。掲示も出ております。
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次は、貴重書展示のご案内。

1月23日より2月19日まで、図書館エントランスホールが会場です。

静嘉堂文庫の歌書箪笥と同一工房作の蒔絵箱も出品中!

遊び道具・遊び心あふれるの展示です。

(解題は、目下制作中。遅れておりましてすみません)

是非どうぞ。

鶴見大学文学部日本文学科

2013年1月 7日 (月)

新春の展示【お知らせ】

あけましておめでとうございます。

さすがに寒、しんしんと冷えますね。

100年ほど前の、古刹の雪。

厳しくとも、ゆとりの感じられる光景ではありませんか。

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画家は谷口香嶠、場所は銀閣寺です。

ところで、新春の展示をご案内。

年の初めの展示は、源氏物語研究所の担当です。

源氏物語あそび     1月23日(水)~2月19日(火)

図書館ホームページもご覧ください。

紫式部学会と武蔵野書院の後援、楽しい催しにしたいと担当者は申しております。

(しかしながら、書目選択と解題に追われて・・・)

鶴見大学文学部日本文学科

2012年12月25日 (火)

冬の夜【高校生・受験生のみなさんへ】

寒波到来、お元気でしょうか。

一息入れるなら、なんと言っても和菓子にお茶。

(これは、担当者の意見です)

素敵な器があれば、さらに良し。

室町の根来(ねごろ)に小ぶりの大福をのせました。

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「コンライ」などと読んではいけません。

もう400年以上経っているはず。後ろは、破り継ぎ料紙の復元です。

ひっくり返して、高台を見ると・・・

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「東坊」とは、さてどこのお寺でしょうか。

健康に留意して、よいお年をお迎えください。

みなさんの希望がかなう新春でありますように。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年12月11日 (火)

日本文学会賞に挑戦【お知らせ】

久松潜一博士に始まり、碩学俊才が日本文学科の伝統を築かれました。

志田延義・池田利夫・山下一海・羽鳥徹哉の諸先生も

輝かしい足跡を残していらっしゃいます。

古田東朔先生や岩佐美代子先生、その他多くの方々がご活躍中。

みなさんは、その伝統の最も新しいところにいるわけです。

すばらしい卒業論文を書き上げ、日本文学会賞に挑戦!

この賞は今年で第3回となります。

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久松博士の原稿、昭和5年(1930)に書かれました。

36才の筆跡とは思えないほど、老成の趣を湛えています。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年12月 4日 (火)

源氏物語の遊び【高校生・受験生のみなさんへ】

寒い毎日、健康に気をつけてもうひとがんばり。

息抜きに、遊びの話です。

古典中の古典、『源氏物語』に取材した、室内遊戯があります。

扇を飛ばして的に当てる「投扇興」。

的と扇の位置関係で、得点が決まります。

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とても珍しい『源氏品さだめ』という本から採りました。

ついでに表紙も。

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文学にちなむ遊びには、まだいろいろなものがあります。

いずれ折を見てご紹介。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年11月23日 (金)

調べ物【在学生のみなさんへ】

卒業論文に追われる4年生、来年へ向けて思案投げ首の3年生。

平生の勉強でも、調べることは山ほどあります。

気になる古典籍を見るために、郊外の文庫へ出かけました。

(文庫本の類ではありません)

小高い丘の上、雑木林の中の静かな閲覧室に、閲覧者ただ一人(つまり私)。

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帰りになじみのお店で和菓子を買ったことは、勿論です。

散策をかねて、少し遠くの図書館へ出かけてみてはいかがでしょう。

鶴見大学文学部日本文学科


2012年11月14日 (水)

梶の葉【高校生・受験生のみなさんへ】

いまごろ梶はおかしいでしょう、とおっしゃる方は学識十分。

そうです。梶は平安時代から七夕の景物でした。

ところが、晩秋の梶を見てびっくり。

変化のあるかたちと、鮮やかな黄色、うなりますね。

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自然の造形力、とでも言うのでしょうか。

背景は、名匠田中親美翁の作品です。

文学の中には、梶に限らず多くの植物が描かれます。

探してみてください。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年10月30日 (火)

つみ重ね【研究室から】

卒業論文にせき立てられる季節です。

なにごとも日頃のつみ重ね。

今年は紅葉も黄葉も遅れています。

だからといって締め切りが遅くなることはありません。

しまった、と言うことのないように。

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研究室の近く、常磐木の上に紅。

幾層かの色の重なる羊羹を連想しました。

銀杏も楓も、論文もまだこれからです。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年10月18日 (木)

秋季大会と人形【お知らせ】

ご案内いたしましたように、11月17日(土)日本文学会秋季大会が開かれます。

田口先生の最終講義も兼ねておりますので、お誘い併せてお越しください。

さて、本学名誉教授岩佐美代子先生から、可愛い贈り物が届きました。

岩佐先生は当代最高の国文学者のおひとり、ご研究の合間に作られたとか。

和紙の風合いが生かされた、素敵な人形です。

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この人形を、5名の方に差し上げます。

在学生・卒業生・一般の方々、

当日会場に来られる方であれば、どなたでも結構です。

11月8日(木)必着、お申し込みは葉書で下記へ。

230-8501

横浜市鶴見区鶴見2-1-3

鶴見大学文学部日本文学会「和紙人形」係

応募者多数の場合は、厳正に抽選いたします。

鶴見大学日本文学会

2012年10月 8日 (月)

再びお気に入り【高校生・受験生のみなさんへ】

スポーツに好適、食べ物もおいしい、ついでに勉強も、の季節となりました。

ちょっと古風な、机辺の脇役達をご紹介します。

蒔絵と銀金具の文房具です。

左から、紙に穴をあけて綴じるための錐・紙を切る小刀・筆2本・墨柄。

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背景は、田中親美翁制作の装飾経料紙。気品高く、豪華です。

小刀の銀金具に近づいてみましょう。

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典雅精妙な細工に驚かされます。

お気に入りを手元において、さあもうひとがんばり。

今、AO入試2期の面談期間です。

エントリーをお待ちしております。

鶴見大学文学部日本文学科