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2019年6月15日 (土)

青雲のゆくえ【研究室から】

若き日の夢。

輝かしく大きな明日を思い描くことは、青春の特権です。

田舎の家を片付けておりましたら、古い写真が出てきました。

裏に「若森村 川瀬/浅草東村 佐藤 共二大垣英語学校生徒」そして

「明治廿一年二月十九日記之」の墨書識語があります。

ふたりの少年は10代半ばでしょうか。

Photo 「大垣英語学校」は宣教師によって創られた教育機関。

現在、その系譜を引く学校は存在しないようです。

なぜ担当者の家にこの1枚が伝わったのか、全く分かりません。

明治21年(1888)の少年達は、どんな未来を夢見たのでしょう。

「若森村・東浅草村」ともに岐阜県大垣市近郊の旧地名です。

ひょっとすると、ご子孫かご親戚のかたがおいでかもしれません。

さて、水無月23日13時より、オープンキャンパス開催。

あなたの夢はなんですか。

鶴見大学文学部日本文学科研究室