鶴見大学日本文学会のお知らせ
梅雨の中休みでしょうか、夏を先取りしたような暑さが続きます。
盛夏を前に不調など来されませんよう、どなたも何卒ご自愛を。
さて、今年も下記の通り、鶴見大学日本文学会 春季大会を開催いたします。
記
日 時 : 平成30年7月14日(土)14時より
場 所 : 大学会館 地下1階メインホール
【研究発表】
小池亜弥香(本学大学院博士後期課程)
「出金詔書歌の主題と表現―形容詞「たふとし」と宣命―」
河田翔子(本学大学院博士後期課程)
「武蔵塚異聞―中世古今集注から人情本まで―」
【講演】
田口暢之(本学専任講師)
「題詠歌における『源氏物語』受容―院政期から新古今時代へ―」
※予約不要、来聴歓迎
大学院生お二方のご発表に加えて、今年度から本学に赴任されました、
田口先生にご講演頂きます。もちろん予約不要、どなたもご来場大歓迎です。
学部生や卒業生の方々をはじめ、ご関心をお持ちの皆々様、
ぜひお誘い合わせの上ご来駕ください。
ところで先日、日本橋(大伝馬町)の和紙屋さんを訪ねる機会がありました。
こちらは江戸時代のとある人物ゆかりの地なのですが、それはさておき、
さすがは老舗の紙商、店舗前に和紙の原料になる木を植えておられました。
最も広く使われる楮紙(ちょし)の原料となる楮(こうぞ)はもちろん、
薄く滑らかな紙を製する三椏(みつまた)も元気に葉を繁らせています。
さて、和紙の原料にはもう一つ、最も上質な紙を製する植物があります。
栽培に向かないため高価なのですが、実はその植物も、
ここでは楮・三椏と並んで元気な姿を見ることができます。
(勿体をつけるようですが、実を申せば写真がうまく撮れませんでした・・・)
ご興味のある方は、どうぞ日文の研究室へ、あるいは上記の学会会場でお目にかかりましょう。