御礼 (付)巴里祭【研究室から】
14日(土)午後は、日本文学会。
研究発表2本と講演、充実の催しとなりました。
卒業生また他大学からご来聴の方々に御礼申し上げます。
今後、地域の皆様や在学生のご家族へも広報活動を行いたく存じます。
さて、今日は巴里祭です。
(「巴里」は、しっかり「パリ」と読んでください)
仏蘭西革命記念日と言う野暮な言い方もあります。
(「仏蘭西」も「フランス」と読んでください)
近代俳句の季語となっていますけれど、最近あまり耳にしません。
異国への旅が容易になったせいでしょうか。
巴里への思い入れが薄れたせいでしょうか。
ともあれ、仏蘭西の古書を取り出してみました。
学問とは本を買って読むこと、と碩学渡辺一夫(敬称略)も仰せです。
150年ほど前に出版され、右頁はA・デュマ『三銃士』にちなむ彫刻。
精密な木版制作技術に驚きます。
文鎮の目障りなところはご勘弁ください。
なお、万年筆も仏蘭西生まれですが、これは演出用の小道具です。
古い書物を見る時は、もちろん鉛筆使用!
では、猛暑の候十二分のご自愛を。
鶴見大学文学部日本文学科研究室