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2017年12月19日 (火)

冬の夜に思うこと【研究室から】

半ば個人的なお話です。

秋山虔先生がなくなられて、2年たちました。

(つまり3回忌)

恩師から教わったこと、叱られたこと、冬の夜長に思い出します。

鶴見の催しによくいらっしゃって、貴重書を熱心に眺めておいででした。

最後に来てくださった時には、御年90歳。

お土産に甘納豆をさしあげました。

召し上がってくださったかと存じます。

根来の塗皿に盛れば、こんな具合です。Photo 根来は室町時代の作、伝世のいい味わいを持っています。

(甘納豆は室町時代ではありませんのでご安心ください)

これから定期試験・卒業論文口頭試問と続きます。

笑顔の春を迎えられるよう、精進願います。

さて、お茶でも淹れましょうか。

我が師の恩を偲びつつ。

(不謹慎にも「和菓子の恩」と駄洒落なんぞを繰り出しながら)

鶴見大学文学部日本文学科研究室