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2017年12月 6日 (水)

ご報告【研究室から】

先日の日本文学会では、松林伯円の旧居が大きな話題。

ご本山近くの池のほとりに、伯円は晩年を送りました。

灌漑用の池は三つあり、下ノ池がゆかりの場所です。

残念ながら、現在三つとも埋め立てられています。

おそらく伯円も杖を曳いたであろう上ノ池跡へ、本日出かけてみました。

駐車場となっていますが、岸の面影はなんとか感じ取れます。

そして、池の跡のほぼ中央に、龍神様のブロンズ小像が!

Photo 豊かに水を湛えていた頃、岸辺には龍神の祠があったのでしょう。

池畔に憩う伯円老人、静かに色づく雑木林。

百年の昔を思い浮かべてみてください。

中ノ池についても、何か分かりましたらご報告します。

鶴見大学文学部日本文学科