中之島香雪美術館の展示を見に行ってきました。
この展示に、本学の資料を貸し出しています。
源氏物語 附秋草蒔絵簞笥
げんじものがたり つけたりあきくさまきえたんす
源氏古系図 安養尼本
げんじこけいず あんようにぼん
源氏物語 蓬生・胡 蝶・総角
げんじものがたり よもぎう・こちょう・あげまき
奈良絵本 源氏物語 賢木・明石・絵合
ならえほん げんじものがたり さかき・あかし・えあわせ
源氏物語 かるた
げんじものがたり かるた
※会場内の撮影許可をいただきました。
中之島香雪美術館は、中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階にあります。
新大阪駅からは30分程度で行くことができます
展示詳細・展示一覧など
2021年1月30日-3月14日
公式Twitterでは展示会場の様子をご覧になれます
(hh)
源氏物語扇面貼交屏風を展示します。
(げんじものがたり せんめん はりまぜ びょうぶ)
文化元年[1804]制作 解説PDF
卒業式は中止になってしまいましたが、1日限定で屏風の展示をします。
卒年次生のみなさん・在学生のみなさん、大学へお越しの際には図書館へお立ち寄りください。
展示日時:2021年2月19日(金)10:00-16:00
展示場所:図書館1Fエントランス
(kt)
中之島香雪美術館 特別展「源氏物語の絵画―伝土佐光信『源氏系図』をめぐって」と題して、土佐派の作品を中心に、様々な源氏物語の資料が展示されます。
本学所蔵の源氏物語コレクションの中から、文化財学科によって修復された漆箱に入った源氏物語や、留守模様の源氏かるたなど、歴史的・文学的資料というだけでなく、見るも美しい資料が展示されます。
コロナ禍により、県境をまたいでの移動が難しい昨今ですが、お近くに行かれた際にはぜひともお立ち寄りください。
中之島香雪美術館 コチラ
特別展「源氏物語の絵画―伝土佐光信『源氏系図』をめぐって」
2021年1月30日-3月14日 ※期間中一部展示替えあり
(kt)
第154回貴重書展
源氏物語の「競(きほ)ひ」
[開催会期] 2020年1月15日(水)~2月15日(土)
[展示会場] 鶴見大学図書館 1階 エントランス
講演会・ギャラリートーク
「木枯らしに吹きあはす笛の音ー「雨夜の品定め」の和歌解釈ー」
[開催日時]2020年2月15日 13時~14時
[会 場]図書館 B1F ホール
[講 師]田口暢之(本学文学部講師)
この展示は、古版本演習・古写本演習を履修した文学部3・4年生及び大学院生、源氏物語研究所の共同企画となっており、学生が半期かけて受けた講義の成果発表の場となっております。各資料の解説の作成および、展示作業も学生自らが行いました。
今年は東京オリンピック・パラリンピックが行われる年。それに合わせて源氏物語の中のさまざまな‟競い”の場面を展示しています。貴族たちの趣向を凝らした‟競ひ”をご覧ください。
また、本学講師による講演会・ギャラリートークも予定しております。
展示・講演会ともに入場無料・事前申込不要となっております。
お近くにお越しの際にはぜひ足をお運びください。
展示はどなたでもご覧になれます。入館ゲート横に呼び出しボタンがありますので、カウンターにて「展示をみにきた」とお伝えください。
アクセス
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
JR鶴見駅西口下車徒歩5分
京急鶴見駅下車徒歩7分(kt)
10月5日土曜日、第153回貴重書展の講演会・ギャラリートークが開催されました。
たくさんの方にお越しいただきました事を御礼申し上げます。
当日は西間木真氏・菅野素子氏による講演及び附属中学校高等学校アンサンブルクレイン部による合唱も行われ、大いに盛り上がりました。
講演会の風景をご紹介します。
学長挨拶に続き、西間木真氏(東京藝術大学音楽学部准教授)の「羊皮紙片に記された祈りの歌~鶴見大学図書館新収貴重資料から~」が始まりました。
画面に映しだされる羊皮紙はとても美しく、さらに今回展示している本学所蔵零葉と、慶応義塾大学図書館所蔵零葉、国立西洋美術館所蔵零葉が同じ本から切り取られた姉妹葉である事が発表されました。
手書きの文字から当時の人々の熱い思いが伝わってくるかのようです。
今後の研究が楽しみです。
ここで、アンサンブルクレイン部による展示資料のネウマ譜を実際に歌い上げてもらいました。
数百年前に歌われていたであろうミサ曲がホール内に響き渡りました。
とても優しい旋律、美しい歌声に聴き入りました。
休憩時間には動物の姿の形をした羊皮紙を実際に触る事もできました。参加者のみなさんも初めて触る方も多く、質問は尽きませんでした。
続いて、菅野素子氏(本学文学部准教授)の「英語の詩集にみるヨーロッパとその伝統」です。
印刷技術が発明された頃は、いかに手書き写本に近い形で印刷できるかが追及されており、初期印刷本は写本にならって各章の最初を赤字で印刷していました。印刷本は写本のコピーであるにもかかわらず、写本になろうとしていました。
英国の旅先での現代の活版印刷を見学した時の実際に活字を組んでいる工房の様子も紹介されました。
写本からはじまり印刷本が登場するころに出版されたイギリス文学の有名な本として、『アーサー王の死』があります。
今回展示されているトマス・マロリー著『アーサー王の死』は、世界三大美書を印刷したアッシェンデンプレス刊行で、各章の最初を赤と空色を交互に使用してリズム感を出しており、すっきりとした活字が印象的です。
英国の詩は、その文学的な伝統と理想をギリシア・ローマの古典文学に求めつつ、英語の詩としての独自性も追求してきました。そして、それらは写本ではなく、印刷本として流布しました。ミルトン『失楽園』、アレクサンダー・ポープ『髪盗人』~ワーズワース『序曲』、バイロン『ドン・ジュアン』~ロバート・ブラウニング~ケルムスコットプレス等たくさんの詩が解説されました。
今回展示した詩集の多くは、写本ではなく、印刷本として流布しました。けれども、19世紀後半のケルムズコット・プレスのように、中世の写本に理想を見出す印刷所も登場して、「美しい」書物の基準を中世に求める動きは続きました。
そして再びアンサンブルクレイン部の登場です。今度は『The Honour of a London Prentice 』『Auld Lang Syne』の2曲を披露しました。前者は展示中のトマス・リットスン編『イギリス歌謡選集』に収録されたもので、日本では歌われたことがないであろうイギリスの古いバラッド(おそらく16世紀)です。後者はロバート・バーンズ作のスコットランド民謡ですが、今では忘れられた「蛍の光」原曲です。この「埋もれた」民謡を再現するため、部員の皆さんは18世紀の古い譜面で練習して歌ってくれました!普段、アンサンブルクレイン部は英語の歌詞を歌うことがなく、とても緊張したようです。でもたくさん練習した甲斐があり、素晴らしい歌声となりました。
観客席からはアンコール!の声も上がり、普段発声練習で行っている「あくび」も披露!こちらはあまりにも可愛らしく、先の2曲とはまた違った魅力でした!
この後のギャラリートークでは、展示資料を前に質問や感想が寄せられました。
西間木先生、菅野先生、アンサンブルクレイン部のみなさん、ありがとうございました。
(kt)
桜が咲き、春がやってまいりました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
また、学部生のみなさんも、新学期がスタートします。
図書館では新入生を歓迎して貴重書ミニ展示を開催しています。
本学図書館には古今東西さまざまな古典籍コレクションがございます。
その中から、世界最古の印刷物の一つ百万塔陀羅尼経、道元禅師直筆道正庵切、また横浜市指定文化財の大般若波羅蜜多経(永恩具経)なども展示いたします。
第72回 鶴見大学図書館貴重書展 「文華荘厳-祈りと悟り」
展示期間:平成31年3月29日(金)~4月8日(月)
展示場所:鶴見大学図書館1Fエントランス
アクセス
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください
JR鶴見駅西口下車徒歩5分
京急鶴見駅下車徒歩7分
ぜひ図書館に足をお運びください。
(kt)
本日2/21(木)刊行のタウンニュース(鶴見区版)に展示を担当した渡辺講師の記事が掲載されました。
取材風景がこちら
今回の展示は、普段は書庫の中で保護紙に包まれて見る事の出来ない、美しい装丁をご覧になれます。
英国式製本の美しさをお楽しみください。
講演会 2/26(火)14:00~15:00
テーマ:19世紀英国のブックデザイナー
講 師:渡辺一美(本学文学部講師)
会 場:鶴見大学図書館 地下ホール
予約不要・入場無料 ご来場お待ちしております
第151回鶴見大学図書館貴重書展
『19世紀英国のブックデザイン―版元製本の美』
展示期間:2019年1月31日(木)~3月1日(金)
展示場所:鶴見大学図書館1F エントランス
閉館日:日曜・祝日
開館時間は当館HPでご確認ください。図書館開館カレンダー
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください
JR鶴見駅西口下車徒歩5分
京急鶴見駅下車徒歩7分
(kt)
第151回鶴見大学図書館貴重書展
『19世紀英国のブックデザイン―版元製本の美』
展示期間:2019年1月31日(木)~3月1日(金)
展示場所:鶴見大学図書館1F エントランス
※日曜・祝日は閉館
美しい装丁の本を展示しております。ぜひ足をお運びください
講演会
テーマ:「19世紀英国のブックデザイナー」
講師:渡辺一美(本学文学部講師)
日時:2/26 14:00~15:00
会場:鶴見大学図書館 地下ホール
予約不要・入場無料
【ごあいさつ】
今回の貴重書展では、鶴見大学図書館が所蔵する資料から、19世紀英国の特徴的な装丁がほどこされた本を展示いたします。
今回の展示のきっかけとなった資料が、エドモンド・キング『ヴィクトリア朝の装飾版元製本 1830年~1880年』(Edmund M. B. King, Victorian Decorated Trade Bindings 1830-1880: A Descriptive Bibliography、以下キング) です。この本は大英図書館に勤めていた著者が、装丁家が特定できる版元製本 (edition binding, publisher's bookbindingなどと呼ばれる)の図書を目録化したものです。この目録が対象としているのは、英国の出版が大きく変化した時代です。印刷法、製本技術の発展、鉄道網と流通の拡大、識字率の向上、など様々な原因の結果、本の市場が大きく拡がりました。読書、あるいは本を買うという行為は一部の裕福な層にだけ許された特権ではなくなり、新たな読者を獲得するために出版社が競いました。そこで重要になったのが、本のデザインです。出版社は装丁のデザインを専門とする芸術家を雇い、趣向を凝らした装丁の本を出版しました。そのような本が、一部は美しい写真とともに、キングで紹介されています。
昨年度ある授業準備のため、キングに収録されている本が、本学図書館の貴重書に含まれていないか調べました。版元製本通りでなく、革装に装丁し直されているものもありましたが、いくつかの資料についてはキングの写真の通りに残っていることを確認できました。また、この時にわかったのは、19世紀英国の出版の特徴の変化を示すことができる重要な資料が、本学図書館には収められているということです。これは、長年にわたって、コレクションの充実に努めてこられた、先生方や図書館職員のおかげと思います。
しかし、資料には残念なことがひとつありました。美しいクロース装の本の多くは、保護用の半透明のパラフィン紙で覆われており、直接装丁を見ることができません。であれば、貴重書展で展示して見えるようにしよう、というのも今回の貴重書展のきっかけです。この機会に一緒にご覧いただきたいと思います。
今回は装丁をテーマとしましたが、すべての読者がこのような美しい装丁の本で読んでいたわけではありません。これらの本の発行部数は多くて千部台だったでしょう。より多くの読者は、毎月の分冊出版でディケンズの小説を読んだり(最後まで買うと完結する週刊○○コレクションのように)、廉価版の恐怖、犯罪小説を読んだり(いわゆるコンビニコミックのように)、あるいはミューディーズなどの貸本屋に会費を払って本を借りたり(現在のサブスクリプションサービスのように)、あるいは文字が読めないので、人に読んでもらって聞いていたのです。展示された資料は、19世紀英国の読書文化のほんの一部であることを、あらかじめお断りしておきます。
また、展示タイトルを「19世紀」としていますが、19世紀末の本は今回の展示から外したこともお断りしておきます。例えば、オーブリー・ビアズリーの装丁が美しい、アレグザンダー・ポウプの『髪盗人』(1896) が本学図書館に所蔵されておりますが、私家版を含めた19世紀末以降の資料は、また別の機会にお目にかけることができればと思います。
文学部英語英米文学科
渡辺 一美
【展観リスト】
1. ヘンリー・ロウ 『韻文寓話集』 (ロンドン: J・J・ストックデイル、1810年)
Rowe, Henry. Fables, in Verse. London: J.J. Stockdale, 1810.
2. 『チョーサーのカンタベリー物語』 5巻本(ロンドン: W・ピカリング、1822年)
The Canterbury Tales of Chaucer: With an Essay upon his Language and Versification, an Introductory Discourse, Notes, and a Glossary by T. Tyrwhitt. 5 vols. London: W. Pickering, 1822.
3. フレデリック・マンセル・レイノルズ編 『ザ・キープセイク 1829年』 (ロンドン:ハースト・チャンス、1828年)
Reynolds, Frederic Mansel, ed. The Keepsake for 1829. London: Hurst, Chance, 1828.
4. ミス・パワー編 『ザ・キープセイク 1854年』 (ロンドン:デイヴィッド・ボウグ、1854年)
Power, (Miss), ed. The Keepsake 1854. Edited by Miss Power. With Beautifully Finished Engravings, from Drawings by the First Artists, Engraved under the Superintendence of Frederick A. Heath. London: David Bogue, 1854.
5. アルフレッド・テニスン 『粉屋の娘』 (ロンドン:W・ケント、1857年)
Tennyson, Alfred. The Miller's Daughter. Illustrated by A. L. Bond, by Permission of the Author. London, W. Kent, 1857.
6. アルフレッド・テニスン 『テニスン詩選』 (ロンドン:エドワード・モクソン、1865年)
Tennyson, Alfred. A Selection from the Works. London: Edward Moxon, 1865.
7. トム・フッド 『トム・タッカーと小さなボウピープのさまざまな愛情』 (ロンドン:グリフィス・アンド・ファラン、1863年)
Hood, Thomas. The Loves of Tom Tucker and Little Bo-Peep. A Rhyming Rigmarole. Written and Illustrated by Thomas Hood. London: Griffith and Farran, 1863.
8. イソップ 『アーネスト・グリセットの挿絵入りイソップ寓話』 (ロンドン:カッセル・ペター・アンド・ギャルピン、1869年)
Aesop. Asop's Fables. Illustrated by Ernest Griset. With Text Based Chiefly upon Croxall, La Fontaine, and L'Estrange. Revised and Re-written by J.B. Rundell. London: Cassell, Petter and Galpin, 1869.
9. チャールズ・マッケイ編 『詩人たちによって描かれた家庭の愛情』 (ロンドン:ジョージ・ラウトリッジ、1866年)
MacKay, Charles, ed. The Home Affections Pourtrayed by the Poets. Selected and Edited by Charles MacKay. Illustrated with One Hundred Engravings, Drawn by Eminent Artists, and Engraved by the Brothers Dalziel. London: George Routledge, 1866.
10. ウィリアム・ワーズワース 『ワーズワース詩集』 (ロンドン:ジョージ・ラウトリッジ、1866年)
Wordsworth, William. Poems of William Wordsworth. Selected and Edited by Robert Aris Willmott. Illustrated with One Hundred Designs by Birket Foster, J. Wolf, and John Gilbert, Engraved by the Brothers Dalziel. London: George Routledge, 1866.
11. 『詩編』 (ロンドン:出版社不明、1861年)
The Psalms of David. Illuminated by Owen Jones. London: n pub, 1861.
12. ヘンリー・ノエル・ハンフリーズ 『書体の起源と発達』 (ロンドン:デイ・アンド・サン、1855年)
Humphreys, Henry Noel. The Origin and Progress of the Art of Writing. A Connected Narrative of the Development of the Art, in its Primeval Phases in Egypt, China, and Mexico, its Middle State in the Cuneatic Systems of Nineveh and Persepolis, its Introduction to Europe through the Medium of the Hebrew, Phoenician, and Greek Systems, and its Subsequent Progress to the Present Day. London: Day and Son, 1855.
13. クリスティーナ・ロセッティ 『ゴブリン・マーケットとその他の詩』 (ロンドン:マクミラン、1862年)
Rossetti, Christina. Goblin Market and Other Poems. London: Macmillan, 1862.
14. クリスティーナ・ロセッティ 『シング・ソング童謡集』 (ロンドン:ジョージ・ラウトリッジ、1872年)
Rossetti, Christina. Sing-Song: a Nursery Rhyme Book by Christina G. Rossetti. With One Hundred and Twenty Illustrations by Arthur Hughes, Engraved by the Brothers Dalziel. London: George Routledge, 1872).
15. トマス・ヒューズ 『白馬探し、あるいは、あるロンドン事務員の長期休暇の漫歩』 (ケンブリッジ:マクミラン、1859年)
Hughes, Thomas. The Scouring of the White Horse; or, the Long Vacation Ramble of a London Clerk. By the author of ‘Tom Brown’s School Days.’ Illustrated by Richard Doyle. Cambridge: Macmillan, 1859.
16. ルイス・キャロル 『スナーク狩り 8章の苦悶』 (ロンドン:マクミラン、1876年)
Carroll, Lewis. The Hunting of the Snark, an Agony in Eight Fits by Lewis Carroll, with Nine Illustrations by Henry Holiday. London: Macmillan, 1876.
17. ウィリアム・ワーズワース 『こどものためのワーズワース詩集』 (ロンドン:アレグザンダー・ストレイハン、1866年)
Wordsworth, William. Wordsworth’s Poems for the Young. With Fifty Illustrations by John MaCwhirter and John Pettie, and a Vignette by J. E. Millais. Engraved by Dalziel Brothers. London: Alexander Strahan, 1866.
18. エイリクル・マグヌソン、ウィリアム・モリス訳 『ヴォルスング族とニーブルング族の物語』 (ロンドン:F・S・エリス、1870年)
The Story of the Volsungs and Niblungs. With Certain Songs from the Elder Edda. Translated from the Icelandic by Eirikr Magnusson and William Morris. London: F. S. Ellis, 1870.
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京急鶴見駅下車徒歩7分
第150回鶴見大学貴重書展
小池ゼミ・うるし研究部会共同企画
「源氏物語写本をおさめる本学所蔵二つの蒔絵箪笥」
展示期間:2018年10月13日(土)~11月21日(水)
展示場所:鶴見大学図書館 1Fエントランス
今年の学祭の貴重書展は文化財学科による「漆箱」の展示です。
当館には書物を納める漆箱が3つあり、そのうちの2つは文化財学科で修復いたしました。
今回は、3つの漆箱すべてを一同に展示いたします。
その中に納められていた、それぞれの源氏物語も同時に展示しておりますのでぜひご覧ください。また、下記日程で講演会とギャラリートークを行います。こちらも入場無料・予約不要ですので、ぜひご来館ください。お待ちしております。
日時:2018年10月26日(金) 13:00~
場所:図書館地下1階 ホール
演題:「修復完成記念-本学所蔵二つの源氏書物箪笥の保存修復と分析―」
演者:小池富雄 (本学文学部教授)
≪ギャラリートーク≫
日時:2018年10月26日(金) 15:00~
場所:展示ケース前
演題:「桜燕蒔絵源氏物語書物箪笥の保存修復」
演者:野口明日香(文学研究科文化財学専攻 博士後期課程)
アクセス
https://www.tsurumi-u.ac.jp/site/about/accessmap-index.html
JR京浜東北線 鶴見駅徒歩10分
京急本線 京急鶴見駅徒歩15分
(kt)