反物目利の「本方切本帳」
2014年9月8日~10月13日の、毎週月曜に掲載中(全6回)の
神奈川新聞「知の遺産II-図書館コレクションから-」
にあわせて、貴重書ミニ展示を開催中です。
第2回目は、「本方切本帳」
(担当:文学部文化財学科 石田先生)
展示期間:9月16日(火)~9月20日(土)
鎖国体制下の日本で、唐船・オランダ船が長崎に持ち渡った輸入品は
日本側の役人である目利(めきき)によって鑑定・評価され、
国内市場にもたらされました。
輸入反物に関しては、反物目利と呼ばれる役人によって
反物の裂を貼り込んだ切本帳と称する史料が作成されています
嘉永2年(1849年)に長崎港に入津した唐船が持ち渡った反物の切本帳です。
貼ってある裂は、もちろん当時のもの。
とっても色鮮やかですよ
時間:平日 8:50~20:00、土曜 8:50~18:00
場所:図書館1階 メインカウンター前
貴重書ミニ展示は、一般の方もご覧になれます。
ぜひお出かけください
(hh)