ご亭主は危険人物、と言うことではありません。
自転車を走らせておりまして、おもしろい狛犬に出会った話です。
狛犬は、時代・地域・素材・石工によって多様な変化があります。
小さなお社の狛犬もそれぞれ個性があって、見飽きしません。
近現代の作は画一的で、面白味が希薄です。
(人件費のせいか石材の問題か、輸入物もかなりありそう)
吽形の狛犬が子供に手を差し伸べる形、ですけれど・・・子供は押されて今にも落ちそう!
必死の抵抗、親の手に食らいついているように見えます。
明治26年(1893)の作。120年以上落ちないその頑張りに、拍手。
鶴見大学文学部日本文学科研究室