春夏の風景以上に、秋は色どり豊かです。
月並みながら、まずは紅葉。
中世の山城跡に出かけました。
城跡のお社脇では紅葉が見事です。なじみの喫茶店で一休み、と思ったら、コロナ禍のためお店が一休み。
次は、やはり食い意地。
柿の葉を裏返して柔らかい色調としたところが、新機軸です。
鮨それ自体は変えず、包みの葉の自然な色づきを利用する着想に感心しました。
器は古伊万里染付、多分200年以上前の作でしょう。担当者の田舎も柿の名産地ですが、このような工夫はありません。
では、寒さに向かうこのごろ、お風邪などめしませぬよう。
鶴見大学文学部日本文学科研究室