折角の梅雨の晴れ間、と言うことを口実に机を離れて散策へ。
夏の日差しに一段と緑が濃くなり、少し歩けば汗ばむほどです。
自粛解除によって人出が増すと、いつのまにか狸は姿を消しました。
静かな森陰に、みほとけがおわします。
伊勢海老に似ている、などとおっしゃってはいけません。
青面金剛でしょう。
下段に、見ざる・言わざる・聞かざるの三猿が控えています。
もう少し行くと、沢辺に出ました。
蓮の葉の下に、つぼみがふっくらと色づいています。
香り高い花を開くのも間近です。
机に戻って、読みかけた本の続きを。
鶴見大学文学部日本文学科研究室