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2020年7月

2020年7月14日 (火)

巴里の街角に【研究室から】

今日は,仏蘭西革命記念日です。

ぐっとくだけてパリ祭とも言います。

昔、日本でも小説家や詩人、画家といった人達が酒宴を開いたそうです。

(もうそんなことはないでしょうね)

仏蘭西革命に関する小説はたくさんあります。

1つ2つ読んでみてください。

さて、活字印刷によって書物が身近なものとなりました。

世界の歴史を大きく変えた、グーテンベルクの偉業です。

その銅像が、巴里にありました。

Photo_2グーテンベルクはもちろん独逸人、

でも手に持っている書物には、仏蘭西語が彫られています。

150年ほど前の本から採りました。

(精緻な絵柄ですが、木版画!)

現在も、巴里の街角に立っているでしょうか。

さあ、たくさん本を読んでみましょう。

本を買って読むことが学問だ、とは、碩学渡辺一夫先生のご意見です。

鶴見大学文学部日本文学科研究室

2020年7月 2日 (木)

野の仏、沢の花【研究室から】

折角の梅雨の晴れ間、と言うことを口実に机を離れて散策へ。

夏の日差しに一段と緑が濃くなり、少し歩けば汗ばむほどです。

自粛解除によって人出が増すと、いつのまにか狸は姿を消しました。

静かな森陰に、みほとけがおわします。

Photo 伊勢海老に似ている、などとおっしゃってはいけません。

青面金剛でしょう。

下段に、見ざる・言わざる・聞かざるの三猿が控えています。

もう少し行くと、沢辺に出ました。

蓮の葉の下に、つぼみがふっくらと色づいています。

Photo_2 香り高い花を開くのも間近です。

机に戻って、読みかけた本の続きを。

鶴見大学文学部日本文学科研究室