追い込み【研究室から】
夏休みは、いかがでしたか。
いまだ目標に届いていない方は、最後の追い込み。
図書館でも学生さんの姿を多く見かけるようになりました。
本欄の担当者は、原稿の遅れに青息吐息です。
さて、爽やかな秋とは言えませんが、それでもしのぎやすくはなりました。
学問芸術の季節にふさわしく、風格と気品の書をひとつ。
この言葉は、秋ののびやかで明るい気分をあらわします。
奥行きと色彩感、隅々まで行き届いた造詣的配慮、しかも自然。
印の選択がこれまた絶妙、冴えた刻風の中村蘭台を使われました。
(印に無関心な書家が増えているようで、よろしくない風潮かと思います)
一目で蘭台と分かった方には、何か賞品を出しましょう。
拙劣な画像作成技術ゆえ、作品の魅力を十分お伝えできないのが残念です。
では、秋の大学でお目に掛かります。
鶴見大学文学部日本文学科研究室