風流【お知らせ】
言ふまいと思へどけふの、なんぞは古い言いぐさです。
暑い盛り、万全の体調管理で乗り切ってください。
今回は、ちょっと珍しい文房具でご機嫌を伺います。
(芥川龍之介ならば、「ちょいと珍しい」と書くでしょう)
李朝の韻筒です。
おみくじを引く時のように振ると、小さな竹の札が出てきます。
そこに書かれた文字を漢詩の韻とする、なかなか風流なもの。
文人たちが使ったのでしょう。
李朝は漢文学の盛んな時代でした。
昔、漢文の授業でこれを振って学生を指名した先生がいらしたとか。
風流な授業ですね。
(難しい問題を当てられた学生さんは、お気の毒)
さて、8月25日(日)はオープンキャンパス。
午前10時より開催、楽しい模擬授業や進学相談など、多彩です。
自慢の図書館では、年号に関するミニ展示があります。
「つるたんカフェ」へも是非どうぞ。
爽やかな風が吹くことを期待して。
鶴見大学文学部日本文学科研究室