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2019年8月

2019年8月18日 (日)

風流【お知らせ】

言ふまいと思へどけふの、なんぞは古い言いぐさです。

暑い盛り、万全の体調管理で乗り切ってください。

今回は、ちょっと珍しい文房具でご機嫌を伺います。

(芥川龍之介ならば、「ちょいと珍しい」と書くでしょう)

李朝の韻筒です。

おみくじを引く時のように振ると、小さな竹の札が出てきます。

そこに書かれた文字を漢詩の韻とする、なかなか風流なもの。

文人たちが使ったのでしょう。

李朝は漢文学の盛んな時代でした。

Photo 昔、漢文の授業でこれを振って学生を指名した先生がいらしたとか。

風流な授業ですね。

(難しい問題を当てられた学生さんは、お気の毒)

さて、8月25日(日)はオープンキャンパス

午前10時より開催、楽しい模擬授業や進学相談など、多彩です。

自慢の図書館では、年号に関するミニ展示があります。

「つるたんカフェ」へも是非どうぞ。

爽やかな風が吹くことを期待して。

鶴見大学文学部日本文学科研究室

2019年8月10日 (土)

夏こそ【研究室から】

この続きには、何がふさわしいでしょう。

「旅行」・「よく冷えた麦酒」(未成年の方は駄目)あるいは「読書」、

それとも「アルバイト」でしょうか。

暑いと、つい冷たい飲み物に手が伸びますが、結局調子を落とすことに。

一服立てて、でなくともせめて緑茶を一杯。

勿論、涼しげなお菓子を添えて。

Photo 琥珀羹です。器は李朝の渦三島、16世紀でしょう。

研究室の廊下はひっそりとしています。

教員は調査や執筆にいそしむ夏(の、はずですが)。

ではみなさま、長いお休みの成果を期待しております。

鶴見大学文学部日本文学科研究室