花信風【研究室から】
居眠りを誘う陽気と思えば、冬のような寒さ。
それでもあちこちから花だよりの舞い込む季節となりました。
小雨の昼下がり、郊外の城跡へ。
気温が低く、しかもあいにくの空模様ゆえ、
花弁を閉じたままのカタクリがほとんどでした。
とは言え、静かに日差しを待つ控えめな風情は、なんとも可憐です。
大学の桜も綻びはじめました。
お元気で新学期をお迎えください。
なお3月29日(金)より4月8日(月)まで、
図書館にてミニ展示「文華荘厳」が開催されます。
地味ながら、珍しい古典籍公開。
大きな話題となりました顔真卿と同時代の資料も4点出されます。
お誘い合わせて、どうぞ。
鶴見大学文学部日本文学科研究室