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2019年3月 6日 (水)

稚桜【研究室から】

ご本山勅使門脇に、早咲きの桜が揺れておりました。

ごく若い桜です。

堂々の老樹もまことに結構ですが、若木のみずみずしさは格別。

上代文学を勉強された方は、ワカザクラの含まれる地名を思い出しませんか。

(桜を名に持たれる天皇は、さてどなたでしょう)

担当者は、「瑩日瑩風高低萬顆之玉」の詩句を思い出しました。

と申しますのは、瑩山禅師ゆかりの境内ですので。

Photo もうしばらくで、キャンパス全体が花に包まれる季節となります。

今春入学される方々にも、予定通り単位修得が出来た学生さんにも、

この時期にはお祝いを申し上げたいところですが、

さしあたってまず、ご卒業の皆様の未来が輝かしいものでありますように。

鶴見大学文学部日本文学科研究室