輝く音楽【研究室から】
今日は、モーツアルトの命日です。ご存じでしたか。
明快な構成、繊細で陰翳に富む旋律、絶妙の転調・・・
彼の音楽を聴くことは、大きな喜びです。
音楽史上最高の神童は、亡くなるまでその楽才を輝かせていました。
と言うより、才能を伸ばし続けた、のではないでしょうか。
十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人、の皮肉とまったく逆です。
(講師で俊英、准教授で知恵者、教授になったらただの人、とは申しません)
天才を偲んで、その頃作られた器をご紹介します。
捻文輪花の古伊万里染付鉢、お菓子は添え物です。
お定まりのレクイエムを出さない、このひねくれが担当者の身上。
さて、今週土曜には日本文学会秋季大会がございます。
どうぞお越しください。お待ちしております。
鶴見大学文学部日本文学科研究室