日はつれなくも【研究室から】
暑いですね、秋の風はどこを吹いているのでしょう。
とは言え、朝夕はさすがに涼しく虫の声も高くなりました。
馴染みの和菓子屋曰く、「ビールの旨い時は菓子が売れません」
これからが甘い物の美味しい季節です。
南蛮文化の香りを伝える菓子と安南の器とを取り合わせてみます。
金平糖は16世紀末、海を越えてやってきました。
織田信長は、最も早く金平糖を味わった日本人のひとり。
安南の香合もそのころの焼き物です。
(「安南」はどこの国でしょうか)
後ろの小風呂敷は貞政少登先生が作られました。
さて、9月17日(月)はオープンキャンパス。
本学卒業生の皆さんが、大学生活のあれこれを語ってくれる予定です。
秋の学園へ、是非どうぞ。
鶴見大学文学部日本文学科研究室