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2017年9月

2017年9月19日 (火)

源氏物語の小さな講座【お知らせ】

秋山虔先生がその制定にご尽力された「古典の日」。

「小さな講座」は、先生のご意向が原点です。

(ご期待に添えたかどうかは、あやしいものですが)

今年で5回目、幾度か鶴見までおいでくださいました。

「古典の日」とは前後しますが、以下の通り開催いたします。

厳しくそして懐の深いお人柄を偲びつつ。

1今年は、中野幸一先生が講壇に立たれます。

本文校訂と正訳の大業を終えられたばかりです。

日時;平成29年11月4日(土)13時30分開講

(12時30分より受付を始めます)

会場;鶴見大学図書館AVホール(地下)

講座;高田 信敬(本学教授) 源氏物語の古筆切

   中野 幸一(早稲田大学名誉教授) 源氏物語の言葉と表現

*50名の皆様をご招待します(招待者以外の聴講は出来ません)

 申し込み要領は、下段に。

会場脇にて「小さな展示 古註釈の古筆切」も併設予定。

Photo 聴講ご希望の方は、以下の要領でお申し込みください。

◎古典文学にご関心のある方でしたら、どなたでも結構です。

 お葉書にて、どうぞ。

 10月14日(土)必着でお願いいたします。

◎宛先は、

 230-8501

 横浜市鶴見区鶴見2-1-3 鶴見大学文学部日本文学科研究室

 「小さな講座」係

*ご住所・お名前をお忘れなく。

◎応募者多数の場合厳正に抽選し、当選された方に招待状をお送りします。

なお、国文学界の至宝岩佐美代子博士お手製の和紙人形を用意しました。

20名の皆様に差し上げます。

ご希望の方は、「和紙人形希望」とお書き添えください。

Photo お葉書をお待ちしております。

では、時節柄十二分のご自愛を。

鶴見大学文学部日本文学科研究室

2017年9月 8日 (金)

深くなりゆく【研究室から】

日の落ちるのが早くなりました。

研究棟のまわりでも木々が色づき始め、急いで散る葉もあります。

道の辺にも秋の風情。

原稿を放り出し、野の花を活けてみたところです。

(仕事に追われると、時間もないのについ脇道)

Cimg7858 イヌタデと褐釉の水滴を取り合わせました。

籠にとぼけた表情の魚、中国のかなり古い焼物です。

旧暦の9月は、秋の終わり。

「日をへつつ深くなりゆくもみぢばの色にぞ秋のほどはしりぬる」

いい歌でしょう。

さて10日(土)には、オープンキャンパスが催されます。

学生さん達が中心となる「体験コーナー」へ是非どうぞ。

葉書大の百人一首カードを差し上げます。

たとえば、こんな絵柄。

Photo200年以上前のカルタを拡大複製しました。

教員も時折顔をだしますので、声を掛けてみてください。

鶴見大学文学部日本文学科研究室