残暑お見舞い【研究室から】
夏休みも半ば、このページの担当者は思ったほど仕事が進まず、嘆息。
(いつものことではあります)
気を取り直して、少し変わった本を広げました。
Thomas Gray(1716~1771)の詩集です。
日本で言えば、賀茂真淵や平賀源内とほぼ同時代。
Grayの生前に出版され、用紙も印刷も古雅な味わいを持っています。
手になじむ革の装丁が好もしい。 漱石の作品にもGrayは登場します。調べてみてください。
ついでにご紹介、銀の筆記具は半世紀以上前の倫敦生れです。
古典籍を見るときには、万年筆・ボールペンを使わないように。
なお8月26日(土)は、オープンキャンパス。
ご来場をお待ちしております。
では受験生のみなさん、万全の体調管理で新学期をお迎えください。
鶴見大学文学部日本文学科研究室