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卒業論文に追われる4年生、来年へ向けて思案投げ首の3年生。
平生の勉強でも、調べることは山ほどあります。
気になる古典籍を見るために、郊外の文庫へ出かけました。
(文庫本の類ではありません)
小高い丘の上、雑木林の中の静かな閲覧室に、閲覧者ただ一人(つまり私)。
帰りになじみのお店で和菓子を買ったことは、勿論です。
散策をかねて、少し遠くの図書館へ出かけてみてはいかがでしょう。
鶴見大学文学部日本文学科
いまごろ梶はおかしいでしょう、とおっしゃる方は学識十分。
そうです。梶は平安時代から七夕の景物でした。
ところが、晩秋の梶を見てびっくり。
変化のあるかたちと、鮮やかな黄色、うなりますね。
自然の造形力、とでも言うのでしょうか。
背景は、名匠田中親美翁の作品です。
文学の中には、梶に限らず多くの植物が描かれます。
探してみてください。