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2012年12月

2012年12月25日 (火)

冬の夜【高校生・受験生のみなさんへ】

寒波到来、お元気でしょうか。

一息入れるなら、なんと言っても和菓子にお茶。

(これは、担当者の意見です)

素敵な器があれば、さらに良し。

室町の根来(ねごろ)に小ぶりの大福をのせました。

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「コンライ」などと読んではいけません。

もう400年以上経っているはず。後ろは、破り継ぎ料紙の復元です。

ひっくり返して、高台を見ると・・・

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「東坊」とは、さてどこのお寺でしょうか。

健康に留意して、よいお年をお迎えください。

みなさんの希望がかなう新春でありますように。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年12月11日 (火)

日本文学会賞に挑戦【お知らせ】

久松潜一博士に始まり、碩学俊才が日本文学科の伝統を築かれました。

志田延義・池田利夫・山下一海・羽鳥徹哉の諸先生も

輝かしい足跡を残していらっしゃいます。

古田東朔先生や岩佐美代子先生、その他多くの方々がご活躍中。

みなさんは、その伝統の最も新しいところにいるわけです。

すばらしい卒業論文を書き上げ、日本文学会賞に挑戦!

この賞は今年で第3回となります。

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久松博士の原稿、昭和5年(1930)に書かれました。

36才の筆跡とは思えないほど、老成の趣を湛えています。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年12月 4日 (火)

源氏物語の遊び【高校生・受験生のみなさんへ】

寒い毎日、健康に気をつけてもうひとがんばり。

息抜きに、遊びの話です。

古典中の古典、『源氏物語』に取材した、室内遊戯があります。

扇を飛ばして的に当てる「投扇興」。

的と扇の位置関係で、得点が決まります。

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とても珍しい『源氏品さだめ』という本から採りました。

ついでに表紙も。

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文学にちなむ遊びには、まだいろいろなものがあります。

いずれ折を見てご紹介。

鶴見大学文学部日本文学科