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2012年6月

2012年6月24日 (日)

花【在学生のみなさんへ】

アジサイが咲くと、そろそろ定期試験の季節です。

人目を引く花ばかりではありません。

地味ながら昆虫たちの働き場所となり、大切な食材につながるもの。

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にんじんの花です。

ミツバチの勤勉な後ろ姿もご登場。

6月28日(木)午後、大学院の説明会があります。

6号館1階奥、院生控え室へ、どうぞ。

ささやかなおもてなしも用意されている、そうです。

地味だけれど実証的で有用な研究が、誇りです。

2012年6月12日 (火)

ベストセラー【高校生・受験生のみなさんへ】

古典から近現代までの日本文学の内、最も広く長く好まれた作品は?

それは多分、源氏物語でも夏目漱石でもなく、百人一首でしょう。

江戸時代の多種多様な出版、さまざまの写本・・・

近代に入ってからも、豪華な絵入り本が作られました。

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大正4年(1915)刊行の百人一首です。

厚手の和紙に、多色木版の絵。

図は、紫式部。「めぐりあひて」の歌が添えられています。

17日(日)のオープンキャンパスでは、百人一首も登場の予定!

2012年6月 6日 (水)

川端二本立て【お知らせ】

本年度の日本文学会春季大会は、以下の通り開催されます。

日時:平成24年7月14日(土)午後2時~

会場:鶴見大学5号館2階(5-201教室)

研究発表:佐久間 兼人(大学院博士前期課程)

       「眠れる美女」論ー第五夜の江口の行方ー

講演:   片山 倫太郎(本学教授)

       川端康成 官能の原点と再帰

お誘いあわせてお越しください。懇親会も予定しております。

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縁結びのお社で見かけました。

よーくご覧ください。向かって右側のイチョウが逃げています。

左側の木が追いかける形。

その2本を強引にしめ縄で結びつけて、なるほど「縁結び」。

相思相愛のみが「縁」なのではない、とは、深遠な!

川端康成から、妙なことを連想しました。