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休みを利用して、古典籍の調査に出かけました。
静かな城下町のその街角に、ひときわ目を引く色使い。
みずみずしいグリーンのポストです。
町の特産、抹茶をイメージしたとか。
明治時代、郵便制度発足時点では、黒く塗られた箱でした。
赤い郵便箱は、イギリスにならったもの。
色ひとつをとっても、既存の枠組みにとらわれない自由さや柔軟な発想は大切です。
ただし、自由が無知と蛮勇の隣にあるのは困ります。
確かな基礎の上に展開する自由闊達、が望ましいでしょう。
平凡なもの言いにて誠に恐縮。