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なぜ古くさい和歌や物語を読むのか、面倒なのに。
勿論、おもしろいから、です。
(私は、古典の現代的意義なんぞ考えたこともありません)
現在なくなってしまったもの・異質なものこそおもしろい。
写真、それとも3D映像? いえいえ明治35年(1902)の木版画です。
精緻・繊細・厳密、それでいて芸術的な高さ!
100年後の現在、この技と力はとても望めません。
古典文学にも同じようなことが言えます。
今とは異なる言葉の技術や作品創造の力に、まず驚いてみましょう。