H22 加藤ゼミ 卒業・課題制作展
2011/03/01
前回、展示予告をしていました(展示予告ブログはこちら)、
加藤ゼミの卒業・課題制作展が鶴見大学会館1階玄関ロビーで行われています。
平成22年度 文化財学科 加藤ゼミ 卒業・課題制作展
≪展示期間≫
平成23年3月1日(火)~16日(水)
≪展示会場≫
鶴見大学会館 1階 玄関ロビー(アクセスマップはこちら)
展示されている作品を小林先生作成のポスターとともに少しご紹介。
『迦楼羅面』
迦楼羅(かるら)は仏法を守護する神さま。興福寺の国宝迦楼羅像が有名です。
また、伎楽面にも迦楼羅があり、この作品はこちらを制作したものでしょうか。
『風光る』
「撥鏤」 なんて読むかわかりますか? 「ばちる」と読みます。
象牙彫刻の技法のひとつで、象牙を染色して彫るのですが、
染色は内部まで浸透しないので、掘った部分が白く表される技法です。
『Gatto nero』
「Gatto nero」はイタリア語で黒猫のこと。
ヴェネツィアのカーニバルの仮面ですね。
猫の仮面を「ニャーガ」というそうです。
3年生の作品(名刺入れ)も展示されています。
一部展示準備中のところもありますが(3月1日現在)、
ぜひご覧になってください。