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2025年2月13日 (木)

初音を待つ【研究室から】

風の強い日でした。

花粉の飛散も大変な量でしょう。

梅は咲き始めましたが、初音はまだ。

「春やとき花やおそきと聞きわかむ鶯だにも鳴かずもあるかな」

出典はお調べください。

例の趣向にて、梅と鶯をお目にかけます。

Photo古伊万里色絵の小皿と、鶯餅です。

紅梅の絵柄ですので、梅に鶯。

鶯餅発祥の地は、大和郡山とか。

小ぶりの鶯餅だそうです。

昔、大和郡山の柳沢文庫へ出かけたことがあります。

文庫はお城の中にあって、とても落ち着いた雰囲気でした。

こんな文庫で本の管理をしつつ送る生涯も悪くない、と思いました。

(今なお俗事に終われる日々、いけません)

では、暖かくしてお過ごしください。

鶴見大学文学部日本文学科研究室