初音を待つ【研究室から】
風の強い日でした。
花粉の飛散も大変な量でしょう。
梅は咲き始めましたが、初音はまだ。
「春やとき花やおそきと聞きわかむ鶯だにも鳴かずもあるかな」
出典はお調べください。
例の趣向にて、梅と鶯をお目にかけます。
紅梅の絵柄ですので、梅に鶯。
鶯餅発祥の地は、大和郡山とか。
小ぶりの鶯餅だそうです。
昔、大和郡山の柳沢文庫へ出かけたことがあります。
文庫はお城の中にあって、とても落ち着いた雰囲気でした。
こんな文庫で本の管理をしつつ送る生涯も悪くない、と思いました。
(今なお俗事に終われる日々、いけません)
では、暖かくしてお過ごしください。
鶴見大学文学部日本文学科研究室