皆様、お変わりなきことと存じます。
今日、蓮を見に出かけました。
「夏ころ、はちすの花のさかりに」はご存じ源氏物語鈴虫巻の書き出しです。
「花のさかり」は少し過ぎていますが、まだ十分艶やかな蓮を楽しめます。 これから咲く花と、蜂の巣のような実とが向かいあっています。
何かを話しているようです。
シオカラトンボが舞い、水の音も聞こえます。
ところが、蓮の咲く田の半分ほどは埋め立ての最中でした。
盛り土して宅地造成するのでしょうか。
田の管理は大変でしょうし、いろいろ事情もありそうですが、さびしい話。
ともあれ、お元気でおすごしください。
鶴見大学文学部日本文学科研究室