パリの音楽【研究室から】
今日は、フランス革命記念日です。
親しみやすく言えば、パリ祭。
一昔前までは、絵描きさんや音楽家達が宴を開いていました。
革命歌ラ・マルセイエーズもよく歌われたようです。
俳句の季語になっていますので、お調べ願います。
さて、パリに縁のある音楽はたくさんあります。
ハイドン、モーツアルトにはパリ交響曲。
担当者のお勧めは、ヨハン・シュトラウスの「パリのワルツ」です。
ラ・マルセイエーズの旋律がとても愛らしく使われています。
ところで、19世紀後半にはパリの街角に多くの彫刻が立てられました。
ベルリオーズの像もそのひとつです。
残念ながら、第二次大戦中壊されてしまいました。
現在の像は戦後の作品です。
では、初代ベルリオーズを御覧ください。深刻そうな顔つきですね。
なお、この図はLes Statues de Parisから採りました。
精緻な銅版のように見えますが、木口木版です。
鶴見大学文学部日本文学科研究室