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2024年7月14日 (日)

パリの音楽【研究室から】

今日は、フランス革命記念日です。

親しみやすく言えば、パリ祭。

一昔前までは、絵描きさんや音楽家達が宴を開いていました。

革命歌ラ・マルセイエーズもよく歌われたようです。

俳句の季語になっていますので、お調べ願います。

さて、パリに縁のある音楽はたくさんあります。

ハイドン、モーツアルトにはパリ交響曲。

担当者のお勧めは、ヨハン・シュトラウスの「パリのワルツ」です。

ラ・マルセイエーズの旋律がとても愛らしく使われています。

ところで、19世紀後半にはパリの街角に多くの彫刻が立てられました。

ベルリオーズの像もそのひとつです。

残念ながら、第二次大戦中壊されてしまいました。

現在の像は戦後の作品です。

では、初代ベルリオーズを御覧ください。Photo深刻そうな顔つきですね。

なお、この図はLes Statues de Parisから採りました。

精緻な銅版のように見えますが、木口木版です。

鶴見大学文学部日本文学科研究室