と言いましても、何かの値段ではありません。
気温です。
嵐の昨日、初夏のような今日。
桜の見頃はもう少し先でしょう。
まずは、食い意地で。この季節、おなじみの桜餅です。
香の高さが何より魅力。
器は絵唐津、江戸時代前期の作でしょう。
高台をお見せ出来ないのは残念ですが、抜群の土味です。
さて、隅田川縁の桜餅は有名になりすぎ、のんびり味わう気分になれません。
(なんとかツリーの影響もありそう)
昔、三囲神社や弘福寺のあたりは静かな、そして少し粋な雰囲気でした。
撫で牛、ねずみ取り名人の犬の像、雨乞いの句碑は健在でしょうか。
鶴見大学文学部日本文学科研究室