梅雨空の毎日です。
旧暦6月は、暑い盛り。
「水無月の土さへ裂けて照る日」(万葉集)や
「水無月の照りはたたく」(竹取物語)がよく知られた例です。
芥川龍之介には「またたちかへる水無月の」から始まる今様があります。
(続きはお調べください)
しかし本題は、食べ物。水無月です。
もともと関西のお菓子でしたが、近年こちらでも見かけるようになりました。古染付の皿に載せて、見参見参。
お店によって多少差がありますけれど、あっさりとしておいしい。
関西には「あこや」と言う和菓子もありますが、
これはなかなか関東に広まりません。
見かけた方は、お知らせください。
鶴見大学文学部日本文学科研究室