錦繍残映【研究室から】
あっという間に年の暮れ。
原稿に追われたせいもあり、今年は紅葉探訪に出かけられませんでした。
大学やご本山を歩いて、錦繍のなごりを惜しみます。
六号館の下、常磐木の中に色鮮やかな灌木がありました。境内からなじみの和菓子屋へ。
主人曰く「クリスマスにちなみ、栗を使った饅頭を作りました!」
クリスマスの饅頭は・・・と思い、せっかくのお薦めながら遠慮。
普通の栗饅頭を求めて帰りました。
根来の皿に載せてお目にかけます。気取らずたっぷりとした量感が好ましい。
室町時代の根来は、使いやすく温かみのある器です。
では、よいお年をお迎えください。
(もう一回更新するかも知れません)
鶴見大学文学部日本文学科研究室