花の頃【研究室から】
桜が咲き始めました。
花の枝に愛らしい鳥が遊んでいるのをよく見かけます。
鶯と思っていらっしゃる方も多いようですけれど、これはメジロ。
鶯はもっと地味な色合いです。
この季節、いろいろな和菓子が店頭に並びます。
鶯餅、草餅、桜餅などのお話はまた次回以降として、お彼岸にちなむものを。
おはぎですが、春秋によって呼び分けると言う説に従えば、牡丹餅です。
柿右衛門手の小皿に載せて、見参。皿はそれほど古くありません(150年くらい前の作)。
ハート型の透かしは「猪目」と言います。
さて、日本文学科を優秀な成績で卒業された学生さんの話題。
このホームページを見て、鶴見を選んでくださったのです。
お父様が大の骨董好き、とうかがいました。
小道具の古伊万里や黄瀬戸をおもしろがっていただいているようです。
担当者にとって、これほどうれしい話はありません。
頑張らなくちゃ。
鶴見大学文学部日本文学科研究室