岩佐美代子先生が亡くなられました。
創見卓説に満ちたご著書は、50冊を越えます。
これほどの研究者は、百年に一人現れますかどうか。
文章の見事さ、犀利な読み解き、そしてすばらしいお人柄によって、
わが日本文学科は最高の輝きを得ることが出来ました。
岩佐先生の愛らしい作品です。
語学に堪能、歌舞伎にお詳しく、近代文学にも造詣が深くていらっしゃった。
もっと教わっておけばよかった、と切に思います。
(ちなみに、担当者は一年に数十人発生する程度の国文学徒です)
今日から、新しい論文の準備を始めました。
出来上がりましたら、先生に献呈します。
お笑いください。
鶴見大学文学部日本文学科研究室