あけましておめでとうございます。
さて、なにかと行事の多い1月です。
時代を遡るほど、年中行事の数は増加します。
千年以上の昔、海の上で新春を迎えた歌人がいました。
ご存じ、紀貫之です。
土左日記に書かれた1月7日を御覧ください。
(「土佐日記」とは書かないのが、学界の慣行です)
宝永版の『首書土佐日記』を使いました。
貫之は遠く都の新年を思い、何事もととのわぬ海上の春を歎いています。
ところで、皆様お待ちかねの定期試験も、大学の年中行事です。
体調管理を万全にして、乗り切ってください。
では、本年もこのホームページをご贔屓に。
鶴見大学文学部日本文学科研究室