遠く馨る【研究室から】
夏休みが近づきました。
学業の進み具合はいかがでしょう。
(担当者は日頃の怠惰が積もり積もって原稿の催促に悩まされ・・・)
昔々、さる大家のたまわく「若い頃、よく遊んだものだ」
続けて、「遊びを必要とするほど勉強したから」。
「遊び」の内容次第では、困ったことも起こるでしょう。
しかし「必要とするほど」には感心します。
と言うことを口実に、花探勝へ。
一面に花の広がる蓮池や蓮田も結構でしょうが、これは平凡な沢。
風に乗って遠くから高雅な香りが届きます。
湧き水が冷たいせいか、花の盛りはまだ先のようです。
さて、日本文学会春季大会が近づきました。
7月27日(土)午後2時開会。
研究発表(本学大学院生)と講演(本学教授)の二本立てです。
入場無料、どなたでも聴講出来ます。
「蓮の香や水を離るる茎二寸」(蕪村)
鶴見大学文学部日本文学科研究室