カタクリはあと少し、桜も今年は早そうです。
でもその前に、くしゃみ・鼻水の季節。
気分を変えるべく、お気に入りの文房具を取り出します。
古い硯滴です。
(「水滴」と仰る方が多いようです)
南北朝、と言うところでしょうか。
700年ほど前、瀬戸で焼かれました。
高さ約4.5糎、掌(たなごころ)の骨董!
さて皆さんは、この器に何を思われますか。
こぼれるほどの愛嬌、素朴と野趣、練達の技・・・
担当者は古武士の風格を感じます。
無事卒業の日を迎えられる方も、まだ学びの日が続く方も、
お気に入りの小物で机を飾ってみてはいかがでしょう。
鶴見大学文学部日本文学科研究室