新しい春を迎えました。倍旧のご贔屓を願い上げます。
その昔、貴族達は年の初めに格調高い、もしくは風雅な書物を読みました。
日本書紀であったり、古今集であったり、時には仏典であることも。
三条西家で源氏物語の初音巻を読んだことは、よく知られています。
江戸時代後期の豆本を出してみました。
手の中にすっぽり収まってしまう可愛らしさは特筆もの。
保存も刷りも上々です(自慢したくて仕方がない)。
皆様は何を読まれましたか。
しばらくすると試験の季節です。
受験生の方も、大学生の方も、風邪には十分気をつけて。
鶴見大学文学部日本文学科研究室