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2018年4月 4日 (水)

春の小説【研究室から】

いろいろ思い浮かぶところですが、お薦めは『草枕』。

奇想と名文、漱石の魅力あふれる作品です。

羊羹を讃えるくだりは、よく知られています。

(他に、駄菓子も登場)

ただし、青く練り上げられた羊羹、と言うところがわかりにくい。

いったい何を使った羊羹なのでしょう。

青磁の皿に盛るのも、取り合わせとしては付きすぎていませんか。

そこで青磁を避け、別の器に乗せてみます。

黄瀬戸か唐津か京焼か、悩んだあげく古伊万里の鉢を選びました。

Photo 撮影後、抹茶を一服。

抹茶羊羹と付きすぎているところは、ご勘弁願います。

さて、新学期が始まります。

どんなことでもよろしいですから、なにか楽しみを見つけてください。

授業・課外活動・図書館・友人との会話、学食であっても大いに結構。

教員にあれこれ質問してみるのも、楽しいかと。

鶴見大学文学部日本文学科研究室