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2018年3月

2018年3月21日 (水)

花と吹雪【研究室から】

「花吹雪」ではありません。

咲き始めた桜に雪が舞う春分の日。

朝の雨が雪に変わり風も相当強く吹いたお昼過ぎ、研究棟4階へ。

窓の外はこんな具合です。

Photo ハナ二アラシノタトヘモアルゾ

「サヨナラ」ダケガ人生ダ

よく知られた井伏鱒二の名訳、原詩は于武陵の「勧酒」です。

(原詩と訳詩の全体は、ご自分でお調べください)

もっとも、井伏は深刻な内容を軽く表現する練達の文章家。

気安く「サヨナラ」ダケガ人生ダなどど口まねしてはいけません。

別れも、そして出会いも、それぞれに大切なものですから。

と、節目の季節に思います。

鶴見大学文学部日本文学科研究室

2018年3月 4日 (日)

ところかわれば【研究室から】

卒業式が近づきました。

桜の待ち遠しいこのごろです。

(担当者は、その前にカタクリ探訪の予定)

さて、この季節の味は桜餅と草餅。

名工加藤春岱の織部皿と取り合わせてお目にかけます。Photo 御覧のように、道明寺を使っています。

これは西の方の作り方、関東ではクレープ式が主流です。

くず餅も、西と東では大きく異なります。

土地それぞれの作り方や素材を楽しめるのが和菓子の魅力でしょう。

では、皆様の春休みが充実した日々でありますように。

鶴見大学文学部日本文学科研究室