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2016年5月

2016年5月22日 (日)

よひらの花【研究室から】

今年の参禅会は、日帰りとなりました。

夕刻、鐘楼脇の道を研究室へ歩いておりましたら、咲き始めの紫陽花。

なかなか可憐な風情です。

Photo_2 これは花びらが3枚。普通4枚ですので「よひらの花」と言われました。

(正確には、「花びら」ではなく「萼(がく)」です)

研究室へお越しの節は、ちょいと寄り道してみてはいかが。

担当者は、毎年6月郊外のお不動様へ出かけ、紫陽花を堪能します。

その頃、次の『日本文学会報』も編集を終えているでしょう。

(誰です、原稿に苦吟中の教員は)

鶴見大学文学部日本文学科

2016年5月10日 (火)

引き締めて【研究室から】

連休はいかがでしたか。

調子を整え、勉強のリズムをうまく作ってください。

梅雨に向かうこの季節、うかうかしていると半年無駄にしてしまいます。

わからないことがあれば、放置しないですぐ質問。

理解できないままに答だけ覚えようとしたり、

答や訳文を写したりするのは、ほとんど無駄。

まず、わかることが必要です。

さて、息抜きに珍しいお菓子をご紹介。

(息抜きが必要なほど、何かに打ち込んでいますか?)

Photo 青唐津の小皿と、道明寺粉の皮で漉し餡を包んだものの組み合わせです。

季節にちなみ「やまぶき」と言う名がついていました。

青唐津は、安土桃山から江戸初期でしょうか。

念のため、高台も。

Photo_2 なぜ唐津とわかるのだろう、と思ったら、研究室までどうぞ。

ちなみに「やまぶき」から、どんな文学作品を連想しますか。

芥川龍之介の今様でしょうか、室生犀星の王朝物でしょうか。

何も浮かばない人は、すぐ図書館へ走ってください。

なお、日本文学会春季大会につきましては、細部が決まり次第ご案内します。

鶴見大学文学部日本文学科