鶴見大学図書館 貴重書展のお知らせ
いよいよ梅雨も本番ですね。重苦しい空模様が続きますが、
こんな時こそ体調管理に気をつけて、何とか無事に乗り切りたいところです。
さて、梅雨空の憂さを多少とも吹きとばしてくれることを念じつつ、一つお知らせをいたします。
来る6月25日(木)から、鶴見大学図書館にて、第140回貴重書展が開催されます。
鶴見大学が所蔵する貴重な古典籍の数々は、夙に名高いところですが、
今回はその中から、江戸時代の絵入り小説・「草双紙」を中心にした展示が企画されています。
挿絵入りの読み物である草双紙は、現代の漫画に近いところもあると言われますが、
さてどういうところが重なるのか、あるいはどこが違うのか、ぜひご自身の眼でご覧ください。
[草双紙の諸相 ― 絵と文を読む江戸文芸]
【会期】
平成27年6月25日(木)~7月15日(水)
【会場】
鶴見大学図書館1階エントランス
【開館時間】
平日 8:50~20:00
土曜 8:50~18:00
日曜 閉館
(※下記に、「鶴見大学図書館ブログ」の当該記事へのリンクもお示しいたします。ぜひあわせてご一覧を!)
http://blog.tsurumi-u.ac.jp/library/2015/06/post-0f1b.html
草双紙は、時代によって形態・内容とも様々ではありますが、
昔話のパロディや、機知と「笑い」を重視する作品群、あるいは長編の伝奇的ロマンなど、
読み物として、また挿絵を眺めるだけでも魅力的な作品揃いです。
日頃なかなか接する機会のない古典籍を、間近で眺められる貴重な機会です。
会期中、図書館に立ち寄られる折になりと、ぜひご覧になってみてください!