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2013年2月13日 (水)

もとの持ち主【研究室から】

と言っても、落とし物のことではありません。

手元に、本居宣長の優れた注釈書『古今集遠鏡』薄様刷り特製本があります。

薄様なので、通常6冊か4冊仕立てのところ、2冊で済みます。

問題は、その巻首に見える蔵書印。

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「新渡戸/図書」つまり新渡戸稲造(1862~1933)が持っていたものです。

前の5000円札でお馴染みでしょう。

外国語に堪能な国際人も、日本の古典をちゃんと読んでいた、と言うこと。

文学部の皆さんなら、当然・・・であってほしいと思います。

鶴見大学文学部日本文学科