芍薬【研究室から】
牡丹の豪奢も賞すべきこと勿論、しかしより清楚な芍薬が担当者の好みです。
(しっかりシャクヤクと呼んでください)
さて、古今集に芍薬の花があるのをご存じですか。
探したけれど見つからない、と怒ってはいけません。
「難波津にしゃくやくの花冬ごもり今は春べとしゃくやくの花」!
江戸時代の小話に出てきます。
遡ると、室町時代まで「しゃくやくの花」の洒落がたどれます。
調べてみてはいかが。
文学史のレポートくらいにはなるでしょう。
ご存じでしたか。
立てば芍薬座れば牡丹、の俗謡もあります。
花の楽しみは尽きません。
では、27日のオープンキャンパスで会いましょう。
研究室脇にアジサイが咲いています。
鶴見大学文学部日本文学科研究室